新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

倉岳山・高畑山 新緑

2023年4月8日 曇り

午後から雨の予報の中、富士の展望台を巡ってみたが、やっぱりね。天気の影響かコロナの名残か中央線内に登山客はまば。梁川駅から出発したのは私たちのパーティのみ、山中でも6名ほどの遭遇でのんびりゆったり歩く事が出来た。

桂川にかかる梁川大橋から、これから向かう立野峠方面。稜線は雲の中P4089902

山道に入ってすぐ出迎えてくれる丸葉のスミレ(固有名同定できず)P4089905スミレ

峠直下までは谷沿いの道、曇っていてもまばゆい新緑P4089913

登山道脇にヒトリシズカ、背景に白いサルノコシカケP4089917ひとりしずか

ミヤマシキミ(雄花)P4089922ミヤマシキミ

アナグマ君の遠望、電子ズームではこれで精一杯P4089926あなぐま

一輪のニリン草P4089927二輪草

野峠にだけ立派な道標P4089930

山桜が満開P4089942

穴路峠P4089947

高畑山からの下山路、稜線直下は人工林P4089961

中腹の道P4089965

下るほどに濃くなる緑P4089963

ログ倉岳山・高畑山ログ

梁川駅(8:00)-立野峠(10:15)-倉岳山(11:16)-穴路峠(11:45)-高畑山(12:30)-鳥沢駅(15:10) 11.8km 累積標高+1028

沢音を聞きながらの登山道、所々トチの大木がかつてのこの山の豊さを感じさせる。今は戦後の造林運動で植えられたのか大部分が杉の人工林に変わって、下草がほとんど見られない痩せた山になっている。それでも沢筋には小さな花がまばらに咲き、アナグマが生活している。富士の展望以外にとりえのないコースだが、のんびり歩けばわずかな花や山の住人との出逢いがある。目的に囚われなければ外れの山はない。幸い天気は自称晴れ男のお陰で降られずに済んだ。