新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

今日の主役は コアジサイ

2023年5月10日 晴れ

もう5月も中旬になった。日和田山にはちょうど一か月ぶり。ツツジもすっかり散ってしまい緑一色と思ったら、コアジサイが咲き出していた。

 

金刀比羅神社の縁側に腰かけて二の鳥居を眺めるIMG_0361

緑がせり出し狭くなっていた金刀比羅神社上の登山道IMG_0362

和田山頂を西に下って金刀比羅神社への巻き道に入るのが最近のお気に入りIMG_0364

殆ど人に遭わない静かな登山道IMG_0370

こもれびとそよ風IMG_0372

コアジサイが咲いていた。うれしい出逢いIMG_0374

春を楽しませてくれた登山口の桜に、もうサクランボIMG_0376

 

山が最も春らしい残雪期、不安定な雪を踏み飽きて山から下り、ブナ林のこもれびを浴びて降り立つ土の道の固さの心地よさ、しばらく味わっていない。この先もすこし忙しいので今年も機会が得られないだろう。だが、今年は惜しいとは思わない。今は雪より草の匂いを感じる山に入りたいと思うようになっている。これから梅雨入りまでが勝負どころなんだけどなー。

 

今年の連休は滑落遭難が多かったような気がする。暖かくなってから寒気が戻ると溶けかかった雪が氷となる。早朝から行動するので凍った雪をアイゼンで登ることになる。アイゼンを滑らし滑落すればピッケルなど刺さらない。昼間は一気に雪が緩む。緩んだ急斜面でステップを踏み間違えると足場を失って滑る。ピッケルは刺さるが柔らかすぎてやっぱり止まらない。アイゼンの手入れと確実な歩行技術が最も求められる時期だ。

 

痛風:このところ、多少うずく事はあるが発作無し