新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

きょうの日和田 高麗川

高麗川の河原がにぎわっているのが、二の鳥居から眺めることが出来る。 河原手前はシーズン前に重機を入れて平らにしたが、台風の増水で川に戻っている。水が引いても以前の凸凹の河原になってしまう。 巾着田の河原.JPG

 

昔、先人が河原の石を運んで敷き詰めた道を「県の整備事業」とやらで木材チップを敷き詰めた優しい道にした。石をどけて砂利を敷きチップを敷いて固めたが、ご覧の通りの無残な姿。 敷石たちは道の両脇に並んでこの有様を嘆いている。 荒れた登山道1.jpg

 

砂利交じりの土砂は赤土の道もえぐる。この山の赤土の道は、雨ぐらいではめったに流れないのだが。 荒れた登山道2.jpg

 

結局、県の予算がついてどう使うか考えたときに、思い付きをよく考えもせず下りたお金にあわせて実行した結果がこれだろう。 気をもんでいる両側の石たちに元の使命を与えて欲しい。石畳と磨かれた赤土の道がこの日和田山の持ち味なのだから。