高麗川から八高線で高崎に出て、新幹線に乗り、越後湯沢でほくほく線に乗り換える。 富山で高山線に乗り換えて高山に。
在来線の急行は、座席が左右とも2シートで、新幹線よりもすわり心地が良いように思う。ほくほく線はお気に入りの電車だが、北陸新幹線の工事が進んでいて、近いうちになくなってしまうので残念だと思う。
新幹線は移動手段としては良いが、在来線の急行と比べると、風景との距離が遠くなって電車に乗って移動する時の心地よさが得られない。
高山線は今回初めて乗車した。ジーゼルの急行列車で、3両編成であるが8号車から始まっていて、少々面食らった。 ほくほく線同様2×2座席でこの季節は空いていて遠慮なく両側を眺めることが出来る。 渓谷沿いに線路が敷設され、トンネルと鉄橋を交互に渡る。広い渓谷は雪の中に濁流が飛沫を上げて流れ、岸には雪崩れの爪あとが流れの縁まで押し出されている。日ごろ思う春のイメージを払拭する。 ここの春は力強く荒々しい。
高山の街中にはほとんど雪が無かった。
猪谷以北は雪がまだまだ多い
十日町付近
大宮回りの方が10分早く着けるのだが、八高線も好きな路線の一つだ。
高崎から新潟に、大宮から東北に、八王子から中央線に、横浜線を使えば東海道線に接続する。東京の雑踏を通らずに乗れるのが嬉しい。