2024年5月23日
山菜の先生と一緒に行ってきた。わらび、ウルイ、ミズが取れたが、山菜取りにはタイミングが遅かった、というか今年の上越は積雪が平年の1/3だったため雪解けが早く山菜も早かったためタイミングが合わなかった。なお、採取場所は先生が事前に地主から許可を得たとの事です。念のため。
生えているミズ
生えているぜんまい
1本だけあったアマドコロ、ホウチャクソウやチゴユリに似ている
ウドも育ち過ぎていた。
シシウドとの違いはこれ、毛があるのがウド
食べられないイラクサ、葉が軸から対象に出ている。食用はアイコ(ミヤマイラクサ)で葉が軸から交互に出ているとの事。残念ながらイラクサばかりだった。
ミズとウルイ(右上に1本だけのぜんまい)
茹でてマヨネーズで(ミズとウルイまぜこぜ)
蕨、これからあく抜き作業。白い粉は重曹(蕨100gに重曹5gでやってみる)
今までわかっているつもりでも、自分で取って食ベルとなるとしり込みしていたが、採ったものを先生に同定していただいたことで、自信になった。今回食べられるようになった山菜は、ミズ、ウルイ、ぜんまい、ウド、ミヤマイラクサだ。アマドコロは1本だけで実際に自分で取っていないのでまだ自信なし。
山菜はあく抜きが面倒だが、ウルイは茹でるだけ、ミズは筋を取って2分茹でるだけで、わらびのようなあく抜きがいらないので簡単。
ぜんまいは憧れの山菜で、他のシダとの見分けができなかった。なぜなら一度も食用適期の姿を見た事がなかったから。今回見た事で完全マスターした。わらびと同じようにあく抜きして食べられるようだが、お店で食べるものはあく抜きして手もみを何度かしながら乾燥させてそれを戻して使うようなので、それはちょっと無理だ。
山菜が野菜と比べて格段に美味しいかと言えば、そうでもないものが多いが、珍しさとおいしく食べられるようになるまでの工程・手間を想えば、間違いなくそれこそがご馳走で、単なる味だけのことではないと改めて思った。
21日(3日前)に「白きくらげ」だろうか と写真を載せた。実は山菜の先生はキノコの先生でもあり、写真を見せたら「白きくらげ」で間違いなく、食用だとの事だった。
日和田山で初めて見たキノコ、いったいどこから胞子が飛んできたのだろうか?