新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

山菜には早すぎた

2023年4月20日 晴れ

蔵王山麓を散歩したついでに山菜はないかと探してみたが、まだ桜が満開を迎えたばかりで、フキノトウには遅く、他の山菜には早すぎて結局何もとれなかった。

 

建物越しに飯豊連峰がうっすら見えたIMG_0281

アマドコロ、東北地方ではよく食されているとの事。IMG_0284

似ている毒草にホウチャクソウがあるそうで、見分けるには根と匂い。アマドコロは地下茎がありかむと甘い。ホウチャクソウはひげ根で変なにおいがするそうだが、素人判断は怖い。

ゲンノショウコ、これは薬草。猛毒のトリカブトに似ているそうです。IMG_0285

ゲンノショウコの若葉には紫の斑点がある。ニリン草にも似ているが、ニリン草は食べられる。

鑑賞用の水芭蕉、ちょっと群生IMG_0286

水芭蕉アップ IMG_0291

水芭蕉アップ IMG_0292

キクザキイチゲ IMG_0293

例年に比べて山の斜面の雪は少なかった。いつもは桜も咲いていず、水芭蕉の群生地もほとんどが残雪で埋まっているのに、今年はすべて溶けてしまっていた。季節が早いので山菜に期待したが、ハリギリ、タラの芽、こしあぶらはまだ芽が数ミリ出ているだけだった。わらび、ぜんまい共に前年の枯葉のみ。遠くに住んでいるものにとって山菜はキノコ以上に時期の見極めが難しい。

 

痛風発作の回復が遅く、登山はできなかった。