2023年4月20日 晴れ
蔵王山麓を散歩したついでに山菜はないかと探してみたが、まだ桜が満開を迎えたばかりで、フキノトウには遅く、他の山菜には早すぎて結局何もとれなかった。
建物越しに飯豊連峰がうっすら見えた
アマドコロ、東北地方ではよく食されているとの事。
似ている毒草にホウチャクソウがあるそうで、見分けるには根と匂い。アマドコロは地下茎がありかむと甘い。ホウチャクソウはひげ根で変なにおいがするそうだが、素人判断は怖い。
ゲンノショウコ、これは薬草。猛毒のトリカブトに似ているそうです。
ゲンノショウコの若葉には紫の斑点がある。ニリン草にも似ているが、ニリン草は食べられる。
鑑賞用の水芭蕉、ちょっと群生
水芭蕉アップ
水芭蕉アップ
例年に比べて山の斜面の雪は少なかった。いつもは桜も咲いていず、水芭蕉の群生地もほとんどが残雪で埋まっているのに、今年はすべて溶けてしまっていた。季節が早いので山菜に期待したが、ハリギリ、タラの芽、こしあぶらはまだ芽が数ミリ出ているだけだった。わらび、ぜんまい共に前年の枯葉のみ。遠くに住んでいるものにとって山菜はキノコ以上に時期の見極めが難しい。
痛風発作の回復が遅く、登山はできなかった。