2019年11月13日 小雨
巾着田に行ってみると、河原に重機が入っていた。川の流れを中央に通して、対岸側の基部を掘っているようだ。
駐車場の奥の遊歩道終点から上流（麓台橋）方向。 
駐車場奥からトイレ方向、わかりにくいが河原にオレンジ色の仮設フェンス（工事車両用通行帯表示） 
上の写真のやや下流、河原を掘って砂利を積み上げている 
さらに下流 
キャリアダンプも活躍していた。 
高麗川の巾着田は、上流の麓台橋から南下して、大きなU字を描いて北上するような形になっている。今回の工事区間は麓台橋下の麓台橋堰の下流から川の流れが南下する部分。通常の河原遊びとバーベキューのメイン会場部分だ。対岸（右岸）が赤土の崖となっている事が、原始的で隔絶されたエリアのような気分にしてくれる。この崖の上には民家があるので、恐らくは崖の崩落を防ぐような工事が行われるのだろう。景観が変わってしまいそうだが仕方がないだろう。 日高市の公式サイト「ひだか巾着田」には以下のように記してある。 キャンプ・バーベキューは、10月15日から解禁といたしましたが、台風19号による増水の影響により、河原の状況が大きく変貌しています。今後の復旧工事や増水による被害が懸念されるため、改めて１１月６日から当分の間、キャンプ・バーベキューを含め河原の利用を禁止とします。 護岸工事始まる！！ 令和元年１１月６日～令和２年２月末日（予定）上記期間は巾着田内及び河川区域内へ工事車両が進入します。ご注意ください。（引用ここまで） 駐車場は使えるので彼岸花のエリア、ドレミファ橋付近の河原は今のところ規制がない。河原遊びだけならできるが、工事の影響で水が濁っている。高麗川は巾着田の下流域でも橋が3本流され、所々護岸が崩れ、流れも変わっている。ここまで被害が出たのはここ30年では初めてで、過去にもあまり例がないのではないだろうか。
