新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

巾着田の河原はまだ濁流 台風19号

2019年10月15日 曇り

台風19号が去って3日になるが、高麗川はまだ濁っている。この土地に35年居るが最大の増水だったようだ。

和田山に通う道の「ガタガタ橋」がなくなっていた。(巾着田の2つ下流の橋) PA156271.JPG

巾着田の駐車場も水がかぶったようだが、ゲートは故障無く機能しているので駐車可能だ PA156251.JPG

堰の状態、3日後でもこの水量(奥の橋は麓台橋) PA156270.JPG

完成したばかりの護岸が半分流された PA156253.JPG

対岸の赤土の壁も少し崩れたようなので、近づくのは危険 PA156256.JPG

ドレミファ橋は残っていたが、対岸を見ると階段横のかなり上まで増水を示すゴミがかかる PA156263.JPG

曼殊沙華も水浸し、河原に近いところは砂で埋まった PA156266.JPG

コスモスは健在  PA156269.JPG

巾着田の河原ではすでにテントが一張りあったが、河原の砂利がまだ締まっていないので軽く潜る。写真のようにまだ濁流でもあり、対岸の赤土の壁も危険なので楽しめる要素は少ない。 今回の台風は東側を通ったため、日和田山では風の影響はほとんどなかったようだ。その代わりではないだろうが雨量が過去最大級だった。 

先週行った奥多摩の日原への道路が崩れて当分行けない。下った唐松林道は、横切る枝沢からの土砂の押出が想像できるので、道が崩れてガレの急斜面になっている可能性がある。同じような地形の登山道も崩落があるかもしれない。沢の様子も大きく変わったかもしれない。登山をされる方はアプローチの林道も含め十分な情報収集と、必要な装備やスキルの確認が必要だろう。まだ山はたくさん水分を含んでいる。少しの雨でも土砂崩れや鉄砲水などの危険がありそうだ。