新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

コナラの切り株に座ってみる

2021年1月18日 晴れ -2℃

前回通り過ぎたコナラの切り株に今日は腰かけてみた。南斜面の暗い雑木林の切り株に腰かけてヘッドライト消せば、自分がその木になって林に溶け込んだような錯覚に陥る。

P1187773.JPG この木は日和田山の前山でも最も太いグループ。年輪を数えればおおよそ1964年生まれの56才。年輪間隔は1980年から1988年が特に密で、1995年ぐらいから疎になってくる。このあたりの過去の気温はわからないが、気象庁の「日本の年平均気温偏差の経年変化」を見れば、小学校で教えられたとおり、年輪の間隔と気温が一致していることを改めて確認できる。 日本の年平均気温偏差の経年変化(1898〜2020年).jpg 出典:気象庁HP(https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/an_jpn.html)日本の年平均気温偏差の経年変化(1898〜2020年) 今朝は寒かったけれど、1週前の最低気温は―6℃。今期はこれが最低気温だろうと思われる。気象庁の長期予報でも、寒いのは今週までで、月末に気温が上がり、以降は例年並みとなっている。例年の気温は1月が最低で、以降緩やかに上昇する。感覚的には2月が一番寒いと思っていたが、風に寄るものかも知れない。

しばらく訪れていない冬の笛吹川も、今週末には氷が緩んでしまいそうだ。