今年は雪が多い上に土曜日は天気が悪く、楽しみにしていた計画が中止となり、1日で楽しめる八ヶ岳の真教寺尾根に出掛けてみた。昨年は雨の中を歩きたくて訪れ、今年は春の雪をのんびり楽しむはずだった。 土曜日にかなりの積雪があった模様で、気温以外は冬のよう。
新雪に白く輝く赤岳
阿弥陀岳と南稜
赤岳より南の主脈、中央が権現岳。 遠方に甲斐駒
思わぬ新雪、20cm以上積もったようだ。 尾根上部の鎖場では、半分ほど鎖が出ていた。新雪は足元から崩れてしまうので、特に下りは嫌らしかった。確実なアイゼン、ピッケルワークが必要。つぼ足も時に股下まで潜ってしまう。ワカンを履いてもさほど変わらなかった。真教寺尾根に入ったのは他に若者2人のパーティーのみで、静かで良かった。きちんと冬に別れを告げることが出来た。 今シーズンは長くてよい冬だったが、生かしきれなかった。