新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

iPhone のGPS 機能

2014年1月14日 晴れ

濁川では携帯のGPSを使ってみた。出ていた主な滝を書き入れた。ゴルジュ内には数メートルの氷瀑がいくつかあるが省略した(ログをとらなかった)。使いようによっては大変便利だが、万一の故障に対しての備えは必要だろう。

濁川遡行範囲.jpg

最近ガラ携からアイホンに変えた。早速準備としてアイホンには「DYI GPS」「Dropbox 」を、PCには「カシミール」「Dropbox」「国土地理院地理院地図」「国土地理院の高密メッシュ標高セット」をダウンロードし高密メッシュ標高セットをファイル変換(カシミールで)して、地理院地図と重ね合わせて準備完了

カシミールの操作で選択範囲を決めて(必要な部分の地図を範囲を指定し)マップカッターで切り出してKMZファイルとしてDropboxに保存する。

アイホンからKMZファイルをDropboxから選択してDYI GPSから開く

必要なときにDYI GPSの画面から記録を開始する。

低温な山では電池が持たないので、冷やさないよう胸ポケットに、濡れないようジップロックに密封して入れて置き、必要なときにだけ取り出しログをとる。 谷では全てログをとる必要はなく、二俣など現在位置の確認を行う必要があるときや、出くわした滝の位置を記録するときのみONにすると2日ぐらいは持つ。

ただし、谷では衛星の補足に数分を要するようで、性急なログとりでは位置がずれる場合も有るが誤差範囲だ。

あらかじめ地形図を準備して、谷筋を水色に尾根筋を茶色に線を引き、左右から落ち込む谷の本数を下から数え上げるような面倒な手間をかけずして現在位置がピタリと分かるGPSは大変便利だが、万一を考えると頼り過ぎは危険と思える。

とは有れ、家の近所の藪山の仕事道を徘徊するには楽しい小道具かもしれない。

取り扱いに注意すればよほどの厳しい環境でなければ役立つと思われるが、吹雪の中などで電波が拾えるかどうかは試してみてからまた報告します。