新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

濁川本谷(アイスクライミング?)

2014年1月13日

3連休で日向山北面の濁川に行きました。天気は良かったが雪が深くて苦労し、結局稜線まで抜けられず敗退した。 堤防上の最初の滝(左岸から高巻き。まとめて2~3巻いたようだ) P1122270.JPG

倉掛沢分岐手前の滝(遡行図20m滝、ロープスケールは35mくらい) P1122274倉掛沢手前20滝.JPG

雪深い谷の水線沿いを水ポチャしないように進むが、雪が抜けて靴が水に浸かる。 P1122302.JPG

幕営P1132303.JPG

雪に埋まったゴルジュ(上から見下ろし) P1132313ゴルジュ.JPG

40mナメ滝、雪が20cm以上積乗った部分もあるが乾いているので雪が不安定で登りにくい。 P113230640m滑滝.JPG

アイスワールドという言葉に踊らされてサントリー白州工場裏の濁川(神宮川)にアイスクライミングに出かけた。

初日:午後合流なので、サントリー白州工場を見学し、すぐ裏の林道脇に幕営(ゲート手前2km位の場所)

2日目:本谷ゴルジュ上(標高1500m)幕営 3日目:40mナメ滝の先で遡行断念 林道はわだちがてらてらに凍っているので、サントリー裏の取水口近くの林に幕営した。雪は無く快適だった。 林道ゲートからは数センチの積雪で歩きやすい。林道終点から堤防を3つ越えると河原歩きとなるが、倉掛沢出合までは歩きやすい。二俣から右の本谷に入ると徐々に積雪が増し、吹き溜まりでは股下まで潜る。気温が低いため雪は落ち着いておらず歩きにくい。40mナメ滝から上部は膝までのラッセルとなり稜線まで抜けられないことが明白なので戻った。私たちより強力な2人パーティーが常に先行しておりラッセルを使わせてもらったがそれでもなかなか大変だった。この連休2パーティー濁川に入ったが、敗退となった。アイスワールドではなくラッセル天国の今シーズンだった。

おおよそ1500mを越えたが、水流は凍っていなかったので水に浸かったアイゼンに雪が凍り付いて下駄のようになって歩きにくかった。 20mの滝、30mの滝とも手馴れたパーティーならロープは不要だろう。今回は滝に付いた雪の下が岩なのか薄氷なのかの判断がアックスを入れるまで分からずひやりとした場面が何度かあった。 少しのアイスクライミングとたっぷりの雪を楽しめた。