新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

登山靴の手入れ スカルパモンブランGTX

2020年4月23日 晴れ

今年の雪山は清くあきらめて久しぶりに手入れをすることに。普段は防水スプレーのみだが、今回は思い切ってお手入れ製品を揃えてみた。我流&ヌバック用なのでそのつもりでお読みください。 購入品は P4236699.JPG 1.ヌバック用ソフトラバークリーナー(ゴムスポンジにゴムが張ってある、消しゴムのようなもの) 2.スエードクリーナー(起毛革靴用、頑固な汚れ落とし/ヌバック用ソフトラバークリーナーとかぶる) 3.レザージェル(皮革に浸透し水や汚れから保護する) 4.アクティブレザーワックス(登山靴用保革・防水ワックス/主成分はオリーブオイル) 5.ヌバック+ベロアスプレー(起毛皮革用補色、栄養、防水) 6.ブラシ(馬の毛)

手順は

靴の紐を抜いて P4236700.JPG

「ラバークリーナー」でP4236701.JPG

汚れを落とし、水拭きする。P4236703.JPG

「レザージェル」を塗る(水が乾く前に手のひらで大胆に)P4236704.JPG

たっぷりP4236705.JPG  「ブラシ」で均すP4236707.JPG

「アクティブレザーワックス」を指につけてP4236708.JPG

刷り込むようにぬりぬりするP4236709.JPG

自然乾燥を待つP4236711.JPG

ブラッシングで終了。(使った順を番号で示す)P4236713.JPG 結局「スエードクリーナー」と「ヌバック+ベロアスプレー」は使わなかった。冬靴は原則雪の上しか歩かないのでひどく汚れることは少ない。なので頑固な汚れ落としとして「スエードクリーナー」は夏靴用に使うことにした。夏と冬に分ければ、冬用が比較的綺麗な状態で使える。また、「ヌバック+ベロアスプレー」は、山行毎に簡易的な手入れ用として使用する事にする。靴のメンテ用品はこれで万全。なお、撥水剤としては「カーボンプロ」という製品がさらに良い。「ヌバック+ベロアスプレー」にしたのは「撥水」のみでなく「栄養」の効用が書いてあったから。とはいうもののコロニル製品は種類が多く、効能が似通ったものが多く、HPを見ても何を揃えればよいか判断しにくかった。 皮に油分補給が必要なことは理解していたが、昔気質の頭には「ミンクオイル」を塗ると皮が柔らかくなってしまい、冬靴としては好ましくないと考えていた。なので積極的に「保革油」を塗らず、防水スプレーで済ませていた。しかし、5年もお世話になっている靴に感謝の思いを込めて、靴に合ったアイテムを揃え、丁寧に磨き、感謝の意を示したくなった。あんな所やこんな所で、あんな目やこんな目になどと、思い出を語らいながらの手入れもまた楽しい(年齢になってしまった)。