新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

金刀比羅神社がもめている?

2020年6月14日 曇り

雨の合間に日和田山

滝不動前から今日は左の一番下の道、男岩・女岩方面に。 IMG_8629.JPG シダの露でずぶぬれに。(振り向いて滝不動方向を写す)

山腹の金刀比羅神社IMG_8632.JPG 名前から総本宮香川県琴平町金刀比羅宮なのだろうと思う。その本宮が神社庁(役所ではなく、文部科学大臣所轄の包括宗教法人)から離脱するのだそうだ。なんでも本庁の土地売買の不正問題で、本庁に不信感を持ったことから離脱に至ったのだそうだ。時々お会いする氏子の方にお話を聞きたいと思ったが、今朝はお会いできなかった。埼玉県神社庁の検索では、日和田山金刀比羅神社も入っていた。

当然高麗神社も玉県神社庁に入っていた。 IMG_8634.JPG夏越大祓式 (なごしのおおはらえしき)のため、大茅の輪(おおちのわ)が設置されていた。

コロナ対策で手水のひしゃくが撤去されていて、素手の作法が掲示されていた IMG_8636.JPG 多神教の神様は、神と言えども悪さをするし喧嘩もするので、もめごともさもありなん。お互い神様に仕える身であるのだから、円満に決着してほしいものだ。前に宮司の姉を弟が斬殺する事件があったが、神社庁不正と結び付けて(執行部の賛成派反対派)いるネットの記事もある。真相はわからないし、ニュースにもならないが、どうか円満に収めてほしい。人々の安寧をお祈りするのが神社だと思っていた。内輪でもめていては、ましてもし記事にあるような不正があるのだとすれば、神社庁って何のためにあるのだろうか。これを神様はどう感じておられるか。神無月の出雲の寄り合いで大いに議論して正しき道に導いてくださることを祈るばかりだ。

後日談2020年6月16日追記  日和田山に毎日のように登っている地元の方(金刀比羅神社の氏子の方)にお会いしたので聞いてみたら、琴平町金刀比羅宮との関係はわからないらしい、お祭りの際は下の神社(九万八千神社)とまとめて飯能の神社から宮司が出張してくるといっていた。飯能には金刀比羅神社はなく、九万八千神社も他の神社との関係は無いので、系列神社からの派遣では無いようだ。正式な名前はわからないが「上納金」は派遣先の神社に収めているらしい。金刀比羅神宮から勧請した分社だとは思うので、どこかの金刀比羅神社宮司が来るものと思っていた。神社は日本古来の神道ということだが、節操がない国民性の表れなのだろうか。