2020年7月13日 曇り
昨日は天気が好転して行楽日和となり、巾着田の河原にもたくさんのタープやテントが張られていた。日和田山にもたくさんの人が訪れたようで、無礼者の痕跡が残されていた(金曜には無かった)。マスク3枚、チリ紙2か所。日和田山の登山道は参道なので、罰(ばち)当たりともいう。
滝不動への道が刈りはらわれていた(滝不動前から一の鳥居方向)
本体(雲古)はともかく、紙ぐらいは持って帰るのが登山のマナーなので、登山者ではなく観光客なのか? ならば教えてあげよう。紙は1回分を小さなファスナー付きビニール袋に入れておくのだ。使用後はそのビニール袋に入れて持ち帰る。本体を持ち帰るときは、犬を飼っていればお分かりだろう・同じことだ。ましてここは金刀比羅神社の参道である。マスクは石油製品で自然には帰らない。ティッシュペーパーは水には溶けない。トイレットペーパーは繊維がほぐれるが、やはり水には溶けない、どちらも長くそこにとどまる。
犬ではなく、人用はこんな感じ セット内容(ビニール袋白と凝固剤が入っている)
本体収納の白ビニールは結構大きい。 体調が良ければ、薄くて手のひらがすっぽり入るゴミ用などのビニール袋に手を入れて、つかんで裏返して口を縛れば簡単。ちょっと前までおなかに入っていた自分の分身のようなものなのでそんなに嫌ってはかわいそう。心配な方は犬の散歩で練習しよう。
使用方法 使用方法では大袋に直接落とすのであるが、紙を敷いて上に落として拾った方が簡単と思う(使う機会があれば報告する) 今年の夏山では、コロナ対策でこのトイレセットを持参することを条件にしている小屋がある。塩見小屋ではかなり前からこの方式がとられている。磐梯山でも2011年からこの方式だが、凝固剤の代わりに紙のシート(高速給水凝固シート)が入っている。この方が紙を敷く事でいろいろな状況で使えるのではないかと思える。やや大きくなるのではないかと思う。 この本体に比べれば、落とした自分の使用済み?のマスクを拾って持ち帰るのはなんてことはないと思いませんか。