新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

雨が止んだ日和田山

2020年7月2日 晴れ

雨が上がったばかりの日和田山男坂、梅雨時の岩は濡れたままで良く滑る。本日下りでひと転び。

雨に似合うことを自覚しているようなシダ IMG_8839.JPG

ヒイロタケ(緋色茸)IMG_8841.JPG 染料としても使われるそうだが、緑の補色でこの時期は特に目立つ。目立つから発見されて食べられる。しかしまずいので捨てられる。そうして食べ散らかした範囲で生息域を広げる作戦か。(おいしかったら消化されてしまうので)

雲の錯覚。 IMG_8843.JPG 富士山のレンズ雲かと思って撮影してみれば、雲はもっとずっと近く、富士山とは無関係のようだ。

見慣れぬ稜線の出現 IMG_8844.JPG 写真をよく見れば雲だった。

昨年の秋に、沢でキシャヤスデに遭遇してから、なんとなくジメジメに苦手意識が生じて、以前は嫌だった夏の乾いた稜線のほうがなんだか好ましく思えてきている。梅雨が明けたら沢の予定をしているがどうしたものか迷いが生じている。お日様に照らされて、滴るほど汗をかき、長い稜線をバテバテで登る。稀に吹く稜線のそよ風に束の間癒され、岩陰に休んで水がぶ飲みする。今そんな夏にも憧れている。