新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

巾着田の彼岸花(曼殊沙華)今年は見られない

2020年9月13日 23℃ 曇り

道路には水たまりができていたが、見上げた空は冬を思わせるような快晴・三日月の夜空だった。原則土日はお休みだが、早く目覚めたこともあって日和田山に出かけた。

今朝は空気が澄んでいて、遠い街の明かりの一つ一つが鮮明、空も青さを増してきた。 P9137555.JPG

山頂は雲の中だが久しぶりの筑波山。これも秋の兆候P9137556.JPG

二の鳥居から眺めると、南西の空の雲は厚く多峯主山の山頂も雲の中だったP9137559.JPG 街の明かりは左が武蔵台、右が横手台。二の鳥居で写真を撮っているうちにすっかり曇ってしまった。

 

お彼岸まで1週間、例年ならば彼岸花の発芽状況から開花時期を予測するのですが、今年はコロナの感染防止上の措置として、「曼珠沙華を開花前に刈り込む」ことにしたと公式ページに掲載されていました。 9月18日追記

発芽の中に数本だが早咲きの花が切られて倒れている。咲いたものを切っているようだ IMG_2487.jpg

気づかれていない早咲きがぽつんと。周囲の発芽はまばら IMG_2486.jpg

柵近くの狩り残しIMG_2480.jpg

根こそぎIMG_2488.jpg ぽつんと咲いた花や咲く前のつぼみも、こんなふうに刈られてしまうのだろう、草刈り機を積んだ軽トラが見回っている 。日高市にとって、一大イベントの曼殊沙華祭りを中止するのはかなりの痛手だが、1年間手入れしてきた花を自ら刈るのもさぞつらい作業であるに違いない。 咲かなかったことで球根が栄養をため込み、来年はいつもより見事に咲くことを期待する。