新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

西黒尾根、谷川岳、茂倉新道

2013年5月1日(2013年4月29日の記録)

西黒尾根は取り付きから残雪、中間部で夏道が出ている。鎖場にも雪が付いているが鎖は出ている。 鎖場より上部は新雪のおかげでルートを選べばほとんどアイゼンは不要であるが、風で飛ばされザラメ雪が出ているクラスト斜面をアイゼンで上がった方が早い。気持ちの良い尾根だ。 オキの耳より先はトレースがなく、吹き溜まりが多くてラッセルが少しきつい。茂倉岳の登りはヤブ漕ぎと新雪で足場が悪く時間がかかる。思えばもっと左の笹原の雪原を上がった方が楽かもしれない。 茂倉新道は結構痩せ尾根で、両側が急斜面。緊張するが夏でも見晴らしがよい尾根。新緑時期もきっと楽しいだろう。小屋にはトイレもあるそうだ。 多量の新雪がすっかり化粧直しをして、真っ白な春山だった。

西黒尾根鎖場手前から天神平、手前は雪庇の切れ目。 P4290494雪庇と天神平.JPG

西黒尾根見下ろし。 P4290502西黒尾根.JPG

鎖場上からの朝焼けの谷川岳 P4290516谷川岳.JPG

肩の小屋と万太郎への稜線 P4290530肩の小屋と万太郎山への稜線.JPG

一ノ倉岳への稜線に張り出した新雪の雪庇 P4290539一の倉岳への稜線に出た雪庇.JPG

一ノ倉岳から茂倉岳への稜線 P4290543一ノ倉岳から茂倉岳.JPG

一ノ倉岳からの下り P4290544茂倉岳から下る.JPG

茂倉新道の尾根 P4290554茂倉新道.JPG

茂倉新道避難小屋は雪に埋もれている P4290556茂倉新道避難小屋.JPG

春らしい茂倉新道下部の落葉樹林帯(この先夏道が出ていないので枝尾根や谷に導かれないように注意) P4290566茂倉新道下部.JPG