新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

金刀比羅神社に初詣

2021年1月8日 晴れ -4℃

7日を過ぎるともう正月気分は無く、早朝の日和田山は静か。細くなった有明月の明かりでも落葉樹の森は明るく、ライトも不要なくらい。今度の新月が明ければ夜明けが少しづつ早くなり始める。

二の鳥居から有明の月P1087759.JPG

埼玉にも再び緊急事態宣言。今回は越境自粛は無く、不要不急の外出自粛も20時以降となっている。越境登山に何も制限はない。宣言エリア外の県では「都道府県をまたぐ移動は、基本的な感染防止策を徹底」となっているので、やはり登山には何の影響もないと考えられるが、本音は首都圏からの越境登山は有難迷惑なんだろうと思うのが自然だろう。まして遭難はご法度だ。

コロナ第三波は若者中心に感染が広がっているが、若者は軽症なので自粛機運にないことが大きな要因と報じられている。確かに若者にとっては怖くないので、自由にふるまえるのだと思うが、その結果年配層に重症者や死者が増えて「緊急事態宣言」となり、それが長引くほど経済活動に支障が出て、会社業績が落ち、ボーナスがなくなったり、希望退職者を募ったり、最終的には解雇あるいは倒産で職を失うことになる。現にすでに成人式は影響を受けたし、受験生には大きな負担。非正規社員は解雇され、再就職先もない。内定の取り消しがあったり、学生のアルバイト先も減る。病気としてのコロナは怖くなくても、社会経済現象としてのコロナが、結局若者(自分自身)にも降りかかってくる災難だと気が付いていないのだろうか。(コロナに罹患された方が悪いと言っているのではない)