新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

半月板治療報告(歩行開始)

2014年8月30日 久々の晴れ

手術から丁度30日。予定ではそろそろ日和田山にリハビリ散歩に出かけるはずであったが、現実は厳しい。だいぶよくなったとはいえ、まだむくみが取れていない。 平地では短い歩幅でゆっくり歩けるようになったが、階段は難しい。 曲げ角度が90度を越えるとむくみもあって膝側も裏側も突っ張って痛みが出る。 危険なものか無視すべきかは来週のリハビリの際に分かるだろう。 それまでは無理しない事にした。

健常者には申し訳ないが、へそ曲がりな自分の心境として、この夏の天気の悪さが慰めになっている。 だがそのせいか避けられるはずの遭難も多かったことが残念だ。 挑戦に勇気は必要だが、的確な状況判断と自己スキル評価が求められる。 登山は装備の進化でやさしくなり、主観によるルート情報があふれて入山を心理的に容易にしているが、自然は気まぐれさを増している。 危険に対するマージンが過去と比べ物にならないほど小さくなっていると思う。 安全登山は大前提だがしかし、安全すぎるのはつまらない。 マージンの閾値を超えない範囲で未経験領域に踏み込んで緊張感ある登山をしたい。 でもそろそろマージンたっぷりののんびり山行もいいかなあと思う老いぼれた心境になる事もある。

あー、どこでもいいから 行きたいなー