2015年9月21日 曇り
天狗山荘から八方尾根を下る。朝方からガスが出てほぼ終日霧の中、ガスが切れるわずかな時間がシャッターチャンス。 稜線は草紅葉
Ⅲ峰へは普通の尾根歩き。一瞬唐松岳が現れる。
昨日ガイドツアー渋滞に嵌ったので早く出るつもりが寝坊し、山荘を出たのは6時ちょっと過ぎのほぼしんがり。昨日は昼のテントに驚いたが、さすがに朝はテントが少なく、みなさん正統派の模様。天狗の大下りで長い行列に追いつく。結果として待ち時間が一番少なくてラッキー。不帰の嶮とのコルで休憩しているスキをついて追い越す。薄着で強風にあおられた待ち時間がつらいかった。それでも大連休の割には空いているほうだろう。不帰の核心は2峰の北峰と南峰で、岩場グレードは少しだけ「Ⅲー」位。手を抜かずに豊富なホールドスタンスをキープすれば容易。高度感があるので高所に弱い人向きではないかもしれない。すれ違い場所を選んで前後とよくコンタクトをとればよりスムーズに安全に通過できる。
唐松岳から先はさすがに連休と思わせる混雑ぶりで、八方尾根の下りは「だるまさん転んだ」状態となり大幅に時間を浪費した。紅葉は一部だけでちょっと早かったが、楽しい山行だった。