新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

山パンツを修理してみた

2020年5月4日 曇り

山パンツのアイゼンによるかぎ裂きは、ナイロンパッチやGear Aid リペア・テープなどを貼っていたが、この方法は切れている布はそのままにテープで接着しているので、剥がれると即穴あきになってしまうのが気になっていた。そこでかぎ裂き部の布を縫ってからパッチを当てることにした。

工程1:破れた部分に合わせて粘着パッチを切る 01IMG_8567.JPG

工程2:裏側からパッチを貼る(破れた部分が開かないよう丁寧に)02IMG_8568.JPG

工程3:ミシンで03IMG_8570.JPG

パッチ周囲を縫い付ける04IMG_8571.JPG   

工程4:表から、破け目をジグザグ縫いする05IMG_8575.JPG

工程5:粘着パッチを表から貼る06IMG_8576.JPG

工程6:アイロンをかける07.JPG

かぎ裂き最大部分もリペアテープをはがして08IMG_8569.JPG

貼って、縫って、ジグザク縫いして09IMG_8573.JPG

表を貼って、アイロンかけて11IMG_8578.JPG

 

完成12IMG_8580.JPG

今回裏の当て布は、ナイロンパッチとしたが、ネットではポリエステルの薄地の布も手に入るので、今後はノリなし布で当て布をしようと考えている。 ミシンでノリ付きの布を縫う場合、ノリがミシン針や上糸についてしまいトラブルの元になるので、ミシン針をこまめに清掃する必要がある。 ミシンとアイロンは、しばらく前から孫の入園準備として、ランチョンマット、エプロン、箸入れ袋などを製作して少し慣れていた。家庭用ミシンの安めのやつなので、非力かつ下糸と上糸の張力の調整ができにくく、アームが短いのでパンツの奥深い部分を縫う場合に、なかなか苦戦したが何とか縫うことができた。下手でも最終的にはパッチの下に隠れるのだから気にならない。 これで次のシーズンも履けそうだ。まあしかし、その前に同じデザインのパンツが欲しい。マムートに似たものがあった。しかし、ひざ下がファスナーで切り離せる仕様と分かりがっかり。 今後、同じ手法でスパッツを修理してみようと考えている。