新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

蓬峠越え(敗退)

2018年2月1日 曇り

湯桧曽川沿いの新道を歩いてきた。蓬峠を越えたかったが力尽きてしまった。 湯桧曽川は凍っていない IMG_5022.JPG

最高到達点(鉄塔)から大倉尾根と笠ヶ岳。左朝日岳、右白毛IMG_4996.JPG

武能岳はまだ遠い IMG_5002.JPG

新道から幽の沢 IMG_5009.JPG

新道から一の倉沢 IMG_5015.JPG

表情が全く違う立派な武能岳 IMG_5023.JPG

武能岳の東尾根を登って蓬峠から下ろうと頑張ってみたが、この2年間まともにトレーニングできていなかったためか老化のためか、旧道との合流点までで体力切れになってしまい、すごすごと引き返してきた。 湯桧曽川の広い河原を歩いていけばよいと考えていたが、本流はもちろん、岸からの沢が河原の雪を寸断しており渡渉が必要になるので、仕方なく右岸の新道を歩く。 新道は一の倉沢までは立派なトレースがあるがその先は細く幽の沢手前で途切れていた。 湯桧曽川が右岸間近に蛇行している部分が3か所あり、雪がもう少し少ないと渡渉になりそうだ。

取り付いた尾根は当初なだらかであったが登るほどに急になり、歩きやすそうなところを選んで登った結果、なんとほとんど夏道をトレースしていた。 昨日から気温が上昇し春先の新雪のように重く腐っており、相当腕の落ちた身では快適に滑ることができなかった。 新道沿いはいくつも枝沢を超えるのでアップダウンがあり、下りでもシールが必要で、これまた快適な帰路ではなかったが、静かな雪山散歩ができてほぼ満足。 いつかはなじんでくると期待しているスキー靴がなかなか強情。

本日のトレース 蓬峠ログ.jpg