2014年5月3日曇り
吊尾根と明神岳
連休後半、4日とも晴れの予報に足取り軽く岳沢入り。
交通渋滞で遅れたおかげで小屋到着が遅くなってテントサイトが確保できるか心配だったがうまくひな壇を作ってあった。 テント場はほぼ満杯。 それでも多くて50張りぐらいのものだろうか。 久々のテント村の住人となる。 水もビールもトイレもあって快適だ。 ここではお金で何でも解決できる。 これってとても良いことのような気がする。
そういえば大昔の5月に徳沢ベースで涸沢から奥穂、前穂に行き、奥明神沢を下る予定がガスで何も見えず、トレースもなく戻って重太郎新道を下ったことが思い起こされる。アイゼンのアンチスノープレートが無い時代で、一歩一歩ピッケルで靴を叩いての気の遠くなるような作業だった。 雨なのに合羽を着るのが怖くて。
ガスの中から突然岳沢小屋が現れたときのうれしさ。 後輩を伴った山行だったが、それ以来後輩は山に行かなくなった。 とっても思い出深い場所。 今まで縁が無く今回で2回目の訪問。
今回宮崎の安藤氏から声をかけられる。 なんでも宮崎のシェルパという山道具のお店のご主人と良く似ているのだそうだ。 ご主人は佐藤氏。 宮崎にきたらぜひよってみて下さいとのこと。 行って見たいがあまりに遠い。 ネットで調べたら九州では大きくて沢山ある。 本店はくまもんの熊本だ。 このことだろうか。(名前合っているだろうか)