2018年3月17日・18日
1日目は気温が低かったが、穏やかな天気で富士山が綺麗だった。のんびりと見晴らしのよい笹原のなだらかな稜線歩きが魅力の丹沢。まさにそんな一日だった。
これから向かう稜線。丹沢山のミヤマ山荘泊。ミヤマ山荘はこじんまりしたきれいな山小屋。もっとも丹沢山塊の小屋はみなこじんまりとしていて好感。
夜半から風の音が強まって、朝起きてみたらこんな感じ、寒いが季節外れの霧氷が綺麗。
霧氷の稜線、強風で寒く見晴らしもなくただただ素晴らしい霧氷の中を歩く。地面に雪が全くなく奇妙な風景だ。なんというラッキー。霧氷は蛭が岳の下りのコルまで続いたが、檜洞丸では気温が上がったためか、雪のように降り注ぎ地面が白くなっていた。
霧氷が時に白い花が咲いたような錯覚に陥り、三俣の花も満開でお花見を楽しんだ気分になった。丹沢も蛭さえいなければ年間を通じていろんな楽しみ方ができるのに非常に残念だ。 せめて丹沢の土を靴に付けて他地域に移動させないよう、下山後には河原などで良く洗い落としてほしいものだ。フェルトの沢靴は特に怪しいと思えて、シカのせいばかりにはできないと感じている。ヒルには悪いが、蛭の疫病などはやらないものだろうか。人にもよるが私は蛭が大嫌いなので、蛭の情報があるところは寒い時期しか行きたくない。