2020年3月21日 6℃ 晴れ
日和田山の山桜が見ごろになった。
巾着田、開花はしたが見ごろはもう少し先
日和田山には山桜が多いが鑑賞はしにくい 暗めの森を背景に見下ろすのが良いが、手前の枝が邪魔になる。近寄って見上げると、花びらが空と同化してしまう。結局遠めの不満を残しながら、小さく地味に見える桜を鑑賞することになるのだが、それがかえって良いのだろう。山桜が咲いていることに気が付くのは、いつも山道に落ちている桜の花びら。ソメイヨシノより早く咲くことを毎年忘れている。
落ちている花びらで思い出すのが西行法師辞世の句 「願はくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ」 入滅は太陰暦の2月16日、太陽暦の3月31日