新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

山はだんだん遠くなる、を凍てつく日和田山で考える

2020年12月19日 晴れ 3℃

8日ぶりのモミジはすっかり葉を落と、森は見通しが良くなったのに月がない。月あかりの散歩は29日までお預けだ。

枝にしがみ付くコアジサイの葉(日の光を浴びればたぶん黄色が綺麗) PC197735.JPG

先日のモミジの葉がすっかり散って PC197738.JPG

澄んだ空気に近く見えるようになった都会  PC197740.JPG

先月号の岳人の記事「定期的な登山は優れたトレーニングに」によれば。週一回の登山(500mほどの里山)に登っている中高年の運動能力が同年代と比べて優れており、登山時の身体トラブル発生率が顕著に低いとの事。そこから「ひと月プラスマイナス2000mの垂直方向の運動」を「分散して」行う事を勧めている。庶民の我が家の階段で目標を達成するならば、毎日25回ほど2階に行く必要がある。日和田山では標高差が≒175mなので月12回、2.5日に1回となる。今までも週3回を目指しているがなかなかうまくゆかず、平均すれば週1回ぐらいになっている。山行と合わせても2000mというのはなかなか厳しい。標高差なので、両神山1091m、尾瀬笠ヶ岳553m、薬師岳1937m、谷川馬蹄形1254mとなっていて、意外に山は低い。山行と合わせるとひと月2000mを超えたり超えなかったり、平均なら今のところ超えていて、体力維持はできているはずなのであるが、先日の両神山では帰宅後4日ほど筋肉痛に見舞われている。気をつけるべきことは「同年代との比較」なのであるから、このトレーニングを続けてもやっぱり体力は衰退するのであろう。ではトレーニング量を増やせばよいかといえば、疲労の蓄積で効果は上がらない(ので日和田山は隔日に行こうと決めている)。老いとともに体力のみならず、故障もだんだん増えてくる。山はだんだん遠くなってしまうのだなあ。