2020年12月15日(12月14日の記録 天気曇り、午前強風)
静かな枯葉の尾根を歩きに両神山の梵天尾根に行ってみた。当初ピストンを考えていたが、両神山はいつも山頂から引き返すコースばかりだったので、山頂を越えて八丁峠に抜けることにした。
予想通り人気のない踏み跡薄い静かな山行ができた。
中双里集落は中双里バス停から橋を渡る。道なりに左に曲がって100mほど先が駐車場で行き止まり。戻って集落中央に階段から手のひら大の道標に導かれ登山口に(橋渡ってすぐ上がる道で良いようだ)
初めから急な山道を、落ち葉に滑りながら尾根に出ると白井差峠でほぼ折り返し(白井差側にはなだらかな下小屋沢左股を下ったのだろうか)
落ち葉で踏み跡は見えないがそれとなくわかる道、ピンクテープも適度にある
トラバースは特に危険、この先もっと急で狭く落ち葉が積もって怖かった。本日の核心(写真取れず)
大峠、左に白井差に下る道があったが今は廃道、はるか下に赤テープが見えた
こんな地図も。下小屋沢~白井差小屋(何処?)~一位ガタワー清滝のル~トが想像される
ミヨシ岩の先端で休憩、ここは梵天尾根一押しの居心地が良い場所(この手前で2度迷った)
ミヨシ岩から下ってヒゴノタワを通過する際に獣臭、しばしのんびりカサコソと歩くと広い尾根にクマの糞を4個発見。尾根が最も美しい新緑の時期こそ良いと思ったが、ビビりの私はどうしよう
登り終わって道標と石積み、狩倉尾根との合流点。金山沢を登れば横八丁からここに出る
白井差新道分岐。今は有料。昔誤って反対側の中津川林道に下ってしまい、作業トラックに拾われ、凍った道をタクシーが拾える場所まで送っていただいた記憶が懐かしく思い起こされる
すぐに山頂 6月以来。梵天尾根では人に遇わなかったが、山頂で昼食中2名の訪問者
ここから鞍部に向かって鎖の連続赤岩尾根、余裕があればP1を踏もうと思ったが枯葉に時間を取られてしまった
東岳、前東岳は気づかずに通過したようだ。振り返ると葉を落とした幹と梢が良い趣。
鞍部に下りきった少し先の竜頭神社奥社にお参り。トラテープで通せんぼしてある尾ノ内渓谷道の終点。ここから登り返し
山頂から数えて16番目の鎖(下って見上げ)かな。八丁峠まで30を数えたが多少違っているかもしれない
西岳、すぐ北にテント一張ほどの広さの展望台がある。木で何も望めず
鎖場2つを過ぎて道標は行蔵峠だが地形は小ピーク。昭文社の地図にある行蔵坊のほうがピッタリ。ヘルメットとハーネス姿の女性が一人
思ったより遠かった八丁峠、ここからの下りは落ち葉があってもさらに快適
秩父の秋らしい綺麗な枯葉の斜面、下草が殆ど無い
上落合橋から中双里駐車場まで下り10km、30分と見積もったが43分かかった。林道の上部はアスファルト舗装のひび割れがかなりあって、また石や木の枝が落ちていてスピードが出せなかった。火照った体で自転車に乗ったが、こんなに寒いとは。止まるのが面倒なので我慢したが、車の外気温時計は5度だった。
梵天尾根はさして特徴のない尾根で、白井差峠からは大きなアップダウンがなく、落ち葉の堆積がなければ比較的楽なコースだ。ミヨシ岩2つ手前のピークは東に巻くところ、ピークに出てしまって引き返した。左右の踏み跡に惑わされうろついてしまったが、真っすぐ岩稜に進めば数メートルでミヨシ岩だったのに。よくよく見ればわかるルート。
迷った地点
中双里(06:20)-白井差峠(08:00)[休憩 14分]-梵天ノ頭(08:54)-1383m(09:18)-太双里(10:00)-ミヨシノ岩(10:18)[休憩 10分]-稜線鞍部(11:37)-両神山(11:45)[休憩 40分]-前東岳(12:38)-東岳(12:54)-龍頭神社奥社(13:22)-西岳(13:47)-八丁峠(14:30)[休憩 10分]-落合橋(15:02)=チャリ=中双里(15:45)