2021年6月3日 曇り
鎌北湖畔の四季彩の丘公園を起点に、半日で周回できるコースを設定してみた。国土地理院地図には標高しか記載のないピークを繋ぐ。湖面を眺めながら尾根を歩くのは悪くない。
ログ(カシミールのログに記号と文字を追加) ルート:鎌北湖駐車場(7:20)-東稲荷山(8:03)-五六峠(8:35)-大平山(9:00)-大谷木林道(9:30)-P256.4(10:00)-鎌北湖展望台(10:10)-駐車場(10:35)
権現堂へ お食事処「雪月花」前の駐車場の南西角から出発 先日(5月31日)行きそこなった宿谷の滝から権現堂への最南ルートを辿ろうと思ったが、枝道がなくなっていたので仕方なくそのまま進んで権現堂の舗装林道に。林道に出る前に先日の道に合流。
紛らわしい分岐 林道から先日同様まっすぐ山に向かうと、先日は左に行った道。正面が標高380mのピーク、右が鎌北集落への道。ピーク(東稲荷山)に寄って鎌北に(東稲荷山は間違えて登った)
林道に出る 左(西)に向かえば大師寺(真言宗)。賽銭が無いので今日はここから
立派な古民家 屋根が少し傷んでいるが今の時代に茅葺屋根の葺き替えは難しいのだろう
大平山への登り口 送電線が近づいたカーブのここから取り付く 送電線沿いなので巡視路が整備されている。
大平山の三角点 国土地理院地図には、主稜から北への道が沢山あるが、ゴルフ場に行き当たるので廃道になって、分岐が分からないものもある。三角点は道の北側に埋もれている
巡視道の標識 大平山を超えると、地図にはたくさんの分岐があるが、明瞭な道は最南の巡視路のみ
巡視道から分かれて一番長い尾根に向かう 地理院地図に破線がある尾根だが、分岐が見つからずしばし藪漕ぎ。ごく薄い藪なので問題はないが、東に進んで境界の杭を発見、しばらく辿ると道跡の凹みを発見、沿って下る。この場所は広いので尾根の背が見つけにくい。
とにかく尾根の背を下る くぼみの踏み跡はすぐに消えてしまうが、尾根が細くなって背が分かるようになったので、とにかく背を下る。するとありがたや、祠があった。
巡視路方面に少し上がるとややこしい分岐 ここ。実は3本道があり、写真に写らないこの背中側から南に上がる道が正解。見えている右に上がる道は並行しているが、わかりにくいうえに藪漕ぎとなる。(実は藪を漕いだ)
正解に進んでも、これくらいの藪になる(20m位、その上は藪なくなる)
鉄製の展望台があった 床板がさびて穴だらけ、そろりと上がってみたが木が伸びていて展望が利かない
四季彩の丘公園の東屋から、先ほど辿った大平山の稜線を眺める。
鎌北湖レイクビュー前に下りた。廃墟となっているが自販機は稼働中
水が空の鎌北湖。 灌漑用のため池なのだが、貯めた水がないのに大谷木川沿いの田植えは終わっていた。無くても今はよさそうだ。今回の工事も耐震強度不足の補強工事なのだそうだが、修理よりも水をためなければより経済的だろう。灌漑用と言ってもほとんどは休耕田となっているのだし。だが、ちょっと調べると、実はヘラブナ釣りの名所らしい。今は釣りとボートの湖として毛呂山町の観光資源になっている。食堂も一軒あるしそれなりに存在価値があるようだ。近所なので私としてもなじみがある。桜も綺麗。でも管理は入間第一用排水土地改良区が行っているというのは、建設当時はともかく、今となってはなんだかちぐはぐな感じを覚えるのは私だけか
本日の標高差271m 累積標高差約670m 歩行距離約8km 3時間15分 鎌北湖は水が溜まっていても本日のコースからは一切望めない。