新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

獅子ヶ滝から鼻曲山、愛宕山

2021年10月21日 晴れ

自転車コースの鎌北湖・獅子ヶ滝ルートの近くにある鼻曲山、獅子ヶ滝から往復してみた。

獅子ヶ滝、しめ縄と灯篭がある。火をともして夜中に修験者が滝行を行ったのか。 PA218494.JPG

獅子ヶ滝の脇の林道を登ってゆくと一本杉峠・鼻曲山の道標PA218503.JPG

カイ立場・阿諏訪からの道と合流し、左に行けばここに出るPA218509カイ立場.JPG

2つのピークとちょっとした岩場を超えると地味な表示の「鼻曲山」山頂。PA218513.JPG

地図をよく見ると双耳峰っぽいので念のため先に行ってみると

こっちが鼻曲山山頂 PA218515.JPG立派な道標があった。大高取山での失敗をしっかり反省したおかげ

引き返して阿諏訪からの合流点(下れば分岐点)のすぐ先に通行止め表示。 PA218506.JPG登山道の崩壊がどれくらいか確認し戻るつもりで行ってみたら

通行止め表示から30mほどが藪になっていて、登山道が草ぼうぼうの斜面になっている。マイナーな登山道ではありがちな程度。以降崩壊か所はなかった(愛宕山の巻き道は未確認) PA218517.JPG

愛宕山PA218518.JPG 登山道は山頂手前で東を巻いているが、山頂まで踏み跡があるので行ってみた。大きな木と三角点のある気持ちの良い場所で東の眺望が得られる。ここに小さな祠があってもおかしくない。北に道が無いので引き返して巻き道を進むのが正解のようだ。山頂先20m程度で踏み跡が消え急斜面になる。強引に下っても巻き道に出るまで道はなかった。

愛宕山から東側を眺める PA218519.JPG

降りてきた道・阿諏訪側の道標脇にも「通行止」表示がありました。PA218524.JPG 林道を下ると八坂神社脇に通じる 八坂神社と言えば京都が有名で、そのHPには以下の記載がある「」内引用

「当社は慶応4年(1868)5月30日付の神衹官達により八坂神社と改称するまで、感神院または祇園社と称していた。創祀については諸説あるが、斉明天皇2年(656)に高麗より来朝した使節の伊利之(いりし)が新羅国の牛頭山に座した素戔嗚尊山城国愛宕郡八坂郷の地に奉斎したことに始まるという。」

この八坂神社のある阿諏訪地区には集落の北に牛頭山(ごんずうさん)がある。とても偶然とは思えない。ただ、祇園牛頭天王といえばインド由来なので神道の神社とはどうしても結びつかないような気がしている。もっとも神仏分離令前は、神仏が一体化した修験道の地であったすれば、もとは修験者の坊があったのかもしれない、などと想像するとちょっと楽しい。ここの八坂神社、神衹官達まえは何と呼ばれていたのだろうか。愛宕山があるので愛宕神社もこの八坂神社に合祀されているのだろうか、八坂神社社の隣の小さな社がもしかしたら?

歩きのログ  獅子が滝から鼻曲山.jpg 獅子ヶ滝‐(0:35)‐鼻曲山‐(0:12)‐阿諏訪分岐‐(0:10)‐愛宕山‐(0:27)‐八坂神社  距離4.80 km 1時間 4分 累積標高+238 m

自転車ログ 鎌北湖・獅子ヶ滝コース.jpg 距離19.74km 1時間09分 獲得標高408m 鎌北湖から登るより鎌北湖に下る周りの方が若干楽かも。