新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

腰痛後のトレーニング再開、ついでに縄文遺跡見物

2022年12月8日 晴れ

昨日2kmほど歩いてみた。歩行中は軽い痛みが出るが休憩すればそれ以上痛まない。運動終了後、痛みは解消するのでさほど怖くない状態。今日は歩行より腰への負担が少ないといわれる自転車に乗ってみた。 いきなり負荷をかけ過ぎるのは怖いのでほぼ平坦なルート、日和田山登山口まで行き、問題なかったので以前から気になっていた古代遺跡に。

 

久々の日和田山登山口。まだここから登ることはできない。秋も終わろうとしているのに。 PC089696.JPG

「高麗村石器時代住居跡」名前からずっと石器時代の遺跡と思っていたのだがPC089698.JPG

ハングルの説明も在る(この時期、朝鮮半島新石器時代だからか?)PC089699.JPG

説明書きを読むと、なんと縄文中期の住居跡である。PC089700.JPG 石器は出土しているが、縄文人も石器は使う。現代人が石臼を使うのと同じ理由だろう。発掘(範囲)では住居跡約50軒、土壙約35基、集積土壙2基や壊れた土器、打製石斧、石皿、磨石、石鏃、土製耳飾りなどが見つかったとある。石器の材料がチャートだというから面白い。男岩や女岩をよく見れば、縄文人が削り取った跡があるかも。

真ん中の大きな丸は囲炉裏と思われる。この囲炉裏が多少形を変え近代まで使い続けられていることが感慨深い。

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4500年前の縄文人が見た日和田山PC089702.JPG

小高い丘の一番の高台。周囲は300m級の山で囲まれた盆地のような場所。現代人の住居がなかった縄文時代は周囲が見渡せる気持ちの良い場所だった。4500年前は縄文中期の終わりごろで、縄文時代で最も気候が温暖で繁栄した時期。(世界史的には縄文時代新石器時代に含まれる)

今回のコース、以前は何でもない、むしろ軽すぎて手ごたえがない程度だが、心肺能力、筋力が確実に落ちていて、自転車を下りた時に筋肉ヘロヘロ、大きく息を吸うと肺が少し痛い。筋力・心肺機能ともだいぶ落ちてしまった。ぶり返しが怖いので負荷をかけ過ぎないように継続できる運動をしていこう。