新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

蔵王山麓で味噌の仕込みとキノコ採り

2022年11月7日 曇り

山形県蔵王温泉で味噌を仕込み、キノコ狩りを楽しんだ。(11月6日の記録) キノコ狩り といっても味噌を仕込んだ午後、近くの沼の周囲の散歩道を歩いてキノコを探す程度。近所の人が日ごろ入っているので落穂ひろい的。取れたのは「クリタケ」「ナタラケ」「ムキタケ」

切株のクリタケ(道から少し入った切株の道から見えない側に、半分落ち葉をかぶっていた) IMG_2560.jpg

クリタケはヨーロッパでは毒キノコに分類されているらしいが、日本では食用。ただし、生では毒があるという記述もある IMG_2561.jpg

クリタケに似た、たぶんニガクリタケ、押しも押されもしない毒キノコ。クリタケと間違えての死亡例ありIMG_2562.jpg

これ、なんだろうか。うまそうにも見えるが、怖いので取らずIMG_2563.jpg

ムキタケ。この写真はまばらだが、びっしり生えている場合が多い。ただしびっしり生えていると喜んで夢中で取ってしまうので、写真が残らない。似ているキノコにツキヨタケ(毒)がある。中毒例多数との事。IMG_2564.jpg クリタケを塩水で虫だし IMG_2569.jpg

洗ったムキタケ。ツキヨタケが混じっていない事を祈る。 IMG_2570.jpg 11月に入ってからの採取なのでツキヨタケは無かろうと思うが、気候がおかしいので従来の常識に頼ってよいか不安になる。落穂拾いでも、日ごろ鍛えた藪の突破力と泥壁の登攀力を駆使したおかげで、近所の方々が近づけない場所からの採取。 採取キノコは「きのこアドバイザー」の方に確認いただいたので、たぶん大丈夫だろうと思う。その方は「山菜アドバイザー」の資格も保持されているすごい方。

蔵王の紅葉 IMG_2566.jpg 蔵王の山頂付近は雪で白かったが、麓は色鮮やかな紅葉だった。山腹も上部の葉はすでに散っていた。

味噌つくり 材料はすべて準備していただき、こちらの作業は以下の通り 1.味噌用米麹と塩をよく混ぜる 2.茹でた大豆をつぶす(足踏み式) 3.つぶした大豆と「1」と水少々をよく混ぜる 4.桶(プラスチックバケツ)に入れる 5.空気を抜いて重し(塩袋)を乗せる 6.桶を段ボールに入れる。 以上で仕込み終了、約2時間の作業。 それを持ち帰って発酵のため一夏を室温に置く この味噌の特徴は、大豆1に対して味噌用のコメ工事を1.8倍入れる事。一夏で発酵し、途中の拡販もいらず、甘みのある減塩味噌ができる事。ここ3年はこの味噌を食べている。

 

天栄村の「たむや」IMG_2568.jpg 帰路立ち寄った天栄村のたむや。ざるそばを食べたので名物の天栄ネギみそピザを注文できず。来月もこちら方面に予定があるので楽しみに。うどんと蕎麦がメインだがてんぷらもおいしく、仕事が丁寧。入って左に長テーブルが一つで8人掛け。右にカウンターと通路を挟んでキープなのか酒瓶が多数。

国道294号線と118号線の交差点角にある。すべてのメニューを食したいと欲す。 帰りは頑張って下道を、米沢-喜多方ー白河ー那須経由で帰宅。那須岳は雲をかぶっていたが、その雲間からは白い山肌。