新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

コロナ後 初日和田山

2023年8月16日 曇り

コロナ発症から15日目、コロナウイルスの検出が認められなくなる日数が経過。2週ぶりに最短トレーニングコース。自転車で高指山、タイムレコードを求めずただ走るだけ、通常より3分遅いが何とかこなす。その後の日和田山、通常より5分多くかかった。滝不動の手水場をちょっと整備した事もあるのだろうが、登りが記憶にないくらい辛かった。こんな体力では、明日の日帰り山行は残念だが中止だ。コロナ直接の影響なのか、単にトレーニングが不足したのかはわからない。ちょっとショック。

 

山頂からの眺め、台風は去ったが雲が低いIMG_1109

名前が分からなかったIMG_1110

家にこもると暇になるので本が読みたくなる。「日本人の誕生、ヤポネシア人はどこから来たのか?ヒトゲノム解析で探る!」というのを読んでみたが、専門的で解析の説明が長くちょっと挫折。一緒に購入した「東北は国のまほろば、日高見国の面影」の方が面白く、ちょっと飛んでいる部分もあるが好み。東北の一部は最後まで大和の国に組み込まれなかったらしいエリアがある。渡来&弥生系のヤマトに対し、当時蝦夷(エミシ)と呼ばれた民族こそ縄文人の末裔ではないかと私的に考えているからだ。それが日高見国(ひたかみのくに)なのだろうか。「ひたかみ」は「きたかみ」の語源ではないかとも書いている。この日高見国で連想するのが「もののけ姫」の「アシタカ」。

参考になったのが図書館で借りた「エミシとは何か」。ただ残念なことに三内丸山古墳の発掘成果は含まれていず、古い縄文感が散見される点だ。もう一冊は「青森県の歴史」で三内丸山古墳も含まれている。こちらの残念な点は、ゲノム解析などから得られている成果が十分に反映されていない事だろうか。この修正は挫折中の「日本人の誕生」に立ち返る必要があり、ちょっと頭が痛い。

他にも読みべき図書があるが結構高い。そして図書館にはない。悩ましい問題だ。