2023年12月22日
今年の目標でもあった「八ヶ岳の主稜線歩きを完了する」ために、残っている縞枯山から丸山までを歩きに、寒波に合わせて行ってみた。
最初から間違えて右(五辻)に進むが、本当は左。約30分のロスで振りだし
縞枯山荘(先の二人の足跡が雨池への下り手前で引き返していた / 帰りに)
縞枯山登山道入り口(倒木で塞がれた先)
縞枯山と気が付かず、帰宅後写真を拡大して分かった山頂
展望台から縞枯山、見えないと思っていたがガスが上がってきていた
茶臼山、道標に山頂とあるが、こちらも山頂とは思えない
展望台と言い張っているが、どう見てもこっちが山頂2384mらしい?
麦草峠の茶水池、ヒュッテに何度も来ているが存在に気が付かなかった
雨池へのルートの一部の林道。広くてなんだか興ざめ(2回通る)
雨池、湖面の雪が風で飛ばされ時々ブリザード
湖面から飛ばされてきた雪でもこもこの道
林道から雨池峠に上がる新しい道が崩壊地形を横切る場所。赤テープ(黄〇)とロープ(⇒)を見逃して崩壊地形を道と思い、右に詰めて壁を見て戻る
雨池峠に戻って振り返る。なかなか綺麗な森と広い道(崩壊地をこの道と間違えた)
せっかくなので坪庭経由で、吹きさらされてとても寒かった。
三ッ岳の稜線、この雪の量(少なさ)だと大苦戦しそう
北横岳方面、山頂は見えていないかも
麦草峠到着が12:00を過ぎたら丸山を諦めて引き返す計画。最初のルートミス30分が響いて5分すぎてしまった。それくらいは挽回できると思っていたが、予想以上に歩きにくいので諦めて引き返す。それでもロープウエイ15:00着なので、行っていたら16:00最終下り便に間に合わなかった。30分ロスが無くても。当初はそれも予想していて、歩いて下ればよいと思っていたが、歩きにくさを考えると引き返して正解だったのだ。道迷いに救われた。だが一方、丸山までつながらないのは残念、と思っていたが、なんと帰宅後記録を確認すると麦草峠-丸山は2016年5月に通っていた。広義の八ヶ岳の蓼科山から権現岳(西岳、編笠山、三ツ頭含め)まで主稜線を歩いた事になるのだ。
もう一つは、以前北八つの池巡りを行った際、この雨池だけ時間の関係で訪れることができなかったが、偶然知った茶水池とともに、全部見ることができた。
確認していて一点気が付いてしまったが、赤岩の頭から西に延びる稜線の行き止まりに「峰の松目」という2567mのピークがあり、ここも含まれるらしい。残念ながら行っていない(もともとピークという認識がなかった)。主稜線から外れているのでまあ良いのだが、知った以上は気になる存在だ。
峰の松目一点狙いで面白いのは峰の松目沢のアイスクライミング。ここ数年アックス振ってないし、今の気力体力技能では一人では厳しいし、稜線からでは面白みがないし、ちょっと困った。
今期一番の寒波、どうせなら冬は寒い方が面白いと日帰りで気軽に行ける山。車の外気温計の表示では、朝は-6℃、帰りは-9℃になっていた。テンクラでは標高2000mの正午で-13℃なのでほぼ予報通り。3年目のテムレスは指先が痛かった。
ログ
山頂駅(09:18/9:44)-縞枯山荘(09:49)-雨池峠(09:52)-縞枯山(10:19)-茶臼山(11:00)-大石峠(11:47)-麦草峠(12:05)-雨池南岸分岐(13:14)-雨池西岸(13:28)-雨池峠分岐(13:50)-雨池峠(14:30)-縞枯山荘(14:35)-山頂駅(15:00)