新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

ひかるこけ

2023年10月23日 晴れ (最低気温8℃)

今シーズン一番の冷え込み。高山では雪の便りと遭難のニュースが報じられているが、日和田山のような低山は平穏そのものだ。

 

今年はコスモスなかったのか刈られてしまったのか、何もない巾着田IMG_1806

岩の窪みに苔。反射して光るのか、暗い岩の背景で光って見えるだけなのか、暗い夜道にヘッドランプの視界に入ると光って見える。ヒカリゴケではなく、光る苔。IMG_1803

金刀比羅神社前から大山が綺麗に見えるIMG_1804

期待した山頂からの筑波山はまだかすんでいて夏空のようIMG_1801

戻って二の鳥居前から富士山IMG_1805

先日、友人が赤城山で100名山を達成したお祝い登山。東面ルートについて触れた際、鳥居峠に上がる道は黒檜山から遠いので無視していたが、深田久弥の100名山を読み返してみると、「水沼駅(渡良瀬渓谷鉄道)から鳥居峠を越えて大沼湖畔に出た」とある。現在では水沼から利平茶屋森林公園キャンプ場まで車道があり、その先鳥居峠までの登山道が3ルートある。おそらく中央を登ったものとみられる。峠から大沼に出たとある事から、鳥居峠から黒檜山までは稜線を行かず、現在の黒檜山登山口から登ったのだろうか。他の山のようにルートの描写がなく、文章から特定することができない。ただ、下りは何度もルートを変えているようなので、当時から割と手軽に何度も訪れていた馴染みの山であるような気がする。深田久弥のファンではないので拘泥はしないが、機会があれば登ってみたい気がする。鉄道跡を登るか迷うところではある。