2013年12月27日 曇り・雪
笛吹川東沢渓谷に氷結状態を確認に出かけた。 近丸新道分岐
毎度やなところ(左の紐はお助けではありません、なにかの残存ケーブルで頼れません)
乙女の沢近くでも凍っていない流れ(オコジョが渡渉点を教えてくれます)
天気が良ければ乗鞍にワカントレーニングに出かけようと思っていたがおあいにく。 東沢の氷結状態を確認してきた。昨年12月始めに入ったときは対岸に渡れないほど水が多く流れは凍っていなかったが、1月中旬にはきっちり凍っていた。今年は雪が多くて水が少ない。清兵衛沢は落ち口まで氷がつながっていなかった。はたして1月中旬までに繋がるだろうか、正月はたぶん無理だろう。
だめもとで乙女の滝を見に行った。 雪が多かったので巻き道には神経を使った。アイゼンを履いてなかったこともあるがここの巻き道は雪が載ると悪い。乙女の滝より神経使う。
滝は流石に全面凍結していたが、厚化粧をして美滝になっていた。何とか沢を渡って対岸へ、滝下は吹き溜まりで下部の急な部分が雪の下。腰下のラッセルで取り付く。滝は全面5cm位の積雪でアックス&アイゼンが利くが、スタンスは雪壁のあの感じ。アックスもすっぽり入ってしまい目視確認が出来ないので感覚のみ。丸腰と縦走アイゼンで小手調べをしたが、登攀具を身につける意欲が湧かない。かといって、上まで上がるのに丸腰では失礼だ、舐めてかかると決まって思わぬ罠が待ち構えているもんだ。 というわけで、滝の半分くらいまで登ってはクライムダウンを数回繰り返して、打ち込んだ時に氷がヒビヒビになるとき、ならないときの感触を学習しようと思ったが、さっぱり分からなかった。
今年の氷は外れ年かもしれない。 今日はポール(ストック?)を持参した。雪の河原を歩くには優れもの、ゾンデとしてその力を発揮。ただし巻き道ではやっぱりピッケルかバイルがいいね。 ホラの貝前後が面倒。ホラの貝への下りは崩れた沢を5mほど下るが、岩に雪が載っているので行きも帰りも結構苦労。ホラの貝から山の神間の巻き道で、一端河原に降りる地点をまた間違えて直進し、崖にあって右往左往。学習能力の欠如。 乙女の滝まで3時間半かかった。 帰りはアイゼン履きっぱなしで快適2時間半でした。