2014年1月29日晴れ
一昨年から気になっていた竜喰谷に行って来ました。 丹波川本谷の渡渉。裸足でさくっと と思ったら大間違い。素足が苔で滑って置き場がなかなか見つからず時間がかかってかなり冷たい。
丹波川本流の、竜喰谷出会いチョイ下流の滝が凍って期待が膨らむ。
出合、右から入るのが竜喰谷、水量が思ったより多い。
初めの滝(早速アイゼン装備、右から)
夏ならなんと言うことはないが、水に入れないので巻く。
右岸の染み出しもしっかり凍っている。
右の真ん中を
取り付けず巻く
しっかり凍っているようだがくびれた部分が穴だらけ なのでビビッて巻くが上から見てみると巻いてたぶん正解(下駄小屋の滝か)
滑滝は割れても割合安心なので大胆に。
本日一番(に見えた)立派な滝が現れる。(曲がり滝か)
こりゃ巻きだな、下部が繋がってなさそうだ。でも巻きも結構面倒そう。 近付いてみると氷の玉がくっつき合って壁になっている。こういうのはアイゼン利きにくい、縦走用だし。 一手アックスを降ると意外にいい感じ。でもアイゼンが、と蹴ってみるとやっぱりいい感じ。なのでそーっと水線右から。
滝を越えると明るくなって氷も少なくなった。(積雪は多くなった)
これも水線右をそーっと
真ん中をそーっと
モコモコの氷
これは登れない(右のベルグラも薄すぎ)
下が切れて、しかも釜 なので巻く
アイゼン手袋でへつるのはもう大変。 何とか落ちずに済んだが大消耗。
登山道の橋の上で昼食
一昨年の夏、沢で出遭ったカメラマンから、1月15日には谷が凍ると聞いてからずっと気になっていた。 雪が少ない+暖かくなる前=今日しかない。 会社を休んで来てみると竜喰谷出会い上の林道までほとんど雪が無く読みどおり。(四駆で無いので) 丹波川本流は流石に登山靴では渡れなかったが、竜喰谷は岩を拾って何とか渡れる。 踏み抜き2回で靴がびしょぬれ、替えの靴下2セットは正解。 雪はふくらはぎ程度、ところにより太ももまで。 鹿以外のトレースなし。 谷4時間20分、下り2時間20分(林道まで40分、林道20分、車道を歩くこと1時間20分)でした。