新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

草紅葉輝く黄金色の尾瀬

2015年10月4日 朝小雨/曇り

2日目:赤田代(元湯山荘)から鳩待峠 尾瀬橋からヨッピ川(これが三条の滝となり、只見川になる) IMG_3045尾瀬橋から見たヨッピ川.JPG

東電小屋から至仏方面の草原にスポットライト IMG_3056東電小屋から.JPG

金色に輝く草原 IMG_3059東電小屋から.JPG

紅葉に埋もれそうな東電小屋別館 IMG_3060東電小屋別館.JPG

燧が映らないので池塘が主役 IMG_3072.JPG

ライトを浴びた1本の木、冬になれば近づけるだろうか IMG_3087.JPG

羊草 IMG_3088.JPG

蝦夷リンドウ IMG_3001リンドウ.JPG

朝、小雨に降られたが雨具を着るほどではなかった。曇りや雨の紅葉も黄色が映えてかえって良いなどというのは言い訳で、紅葉の舞台効果に照明は欠かせない。樹林帯では見上げる紅葉が特にきれいなので、その木漏れ日がないのが残念だ。

東電小屋は樹林帯と草原の境目に立っていた。小屋脇で一休みしコーヒーを淹れていたら突然雲が切れだして、遠い至仏の山肌や草原をスポットライトが照らし始めた。なかなかの凝った演出に、素人はシャッターチャンスを決めかねる。至仏も燧も今日は終日頭を雲に隠していた。

昨日、ヘリ救助があったばかりだが、今日は救助隊が赤田代方面に3隊ほど木道を駆け足ですれ違っていった。計10名ほどだろうか、何があったかわからないが大事ではないことを祈った。平地の尾瀬でこんなに要救助者が出るとは想像もしていなかった。 ただ、これから秋が深まり木道に霜が降りると、氷に乗ったようによく滑る。木道では滑り止めの道具は使えないので、自信のない方は余裕を持った計画で霜が解ける時間帯に行動することをお勧めします。