2019年8月21日 曇り⇒雨
富士見峠から尾瀬沼に抜け、見晴らしを経由して八木沢道を通って周回した。30kmのロングルート 富士見下から富士見峠までは広い砂利道(トイレや電波塔管理に車が入っている)
富士見峠
朽ちかけた富士見峠小屋の前を通って電波塔まで林道が続く。電波塔横が白尾山入口
尾瀬沼南岸道から白砂湿原に出た。ここでは晴れ間も
見晴からちょっと尾瀬ヶ原に出て振り返るが、燧岳は雲の中
見晴のテント場の先が八木沢道の入口 他の標識と異なりごく地味
朝通過した富士見小屋から電波塔への道の途中に出た。小屋まで2分
ルート
コースタイム 富士見下(05:10)-富士見小屋(06:30)-富士見峠(06:40)-白尾山(07:15)-皿伏山(08:10)-大清水平(08:50)-皿伏山分岐(09:00)-白砂峠(09:55)-燧ヶ岳分岐(10:30)-見晴(下田代十字路)(10:40)-八木沢橋(11:20)-富士見峠(12:35)-富士見小屋(12:38)-富士見下(13:50)
皿伏山ルート 富士見峠から尾瀬沼に通じる道を歩いた。深い針葉樹林帯の途中に白尾山と皿伏山がある。山頂は目立ったピークがなく、藪に覆われた尾根の通過点のような場所で眺めも悪い。尾根からも眺望は利かず、道はこのところの雨のためか水路のようになったところやぬかるみが多く、部分的に敷かれた木道は古く朽ちかけ、木の根も多く、日が届かないためか濡れて滑る。踏み跡は明瞭で、赤布も要所にあり、分岐もないので迷う心配はないが、下草や笹が茂ってる場所が多く、かき分けて進むので朝は濡れる。唯一の癒しは数か所ある小さな田代と白尾山前後に数か所の南側が開けた場所からの眺め。一言で言えば地味な道であり、いずれは廃道になる運命かもしれない。その割に赤布が多く認められる所から、静かな一点でファンがいるのだろうか。 八木沢道 昔は見晴らしへの物資輸送路というだけあって、緩やかな道が広葉樹林帯につけられていて、木漏れ日が気持ちよい。わずかにぬかるんだところはあるものの、歩きやすい道だ。登りに使うと、十二曲がりの先の峠までのトラバース道の微妙な起伏がつらかった。 富士見峠 地図で見ると富士見峠は尾瀬のかなめに見える。ここからは尾瀬ヶ原の西の端、中央、東の端への道があり、尾瀬沼にも直接行ける。鳩待峠や大清水のように整備して、シャトルバスを富士見峠まで運行したら、もっと利用者が増えると思うが、尾瀬の山小屋に影響が出るのかもしれない。