2016年2月6日 曇り
阿弥陀岳は南稜からの眺めが抜群に良い。
青薙手前の幕営に適した場所
青薙から阿弥陀岳。幸運にも一瞬頂上がガスに透けて見えた。
相変わらず雪が少なく、尾根に上がるまでの凍った急登には神経を使う。尾根に乗ってしばらく歩いてやっと雪の世界に入れる。立場山より上はガスの中。穏やかに晴れているのも良いが、ガス巻く稜線を風に耐えての登攀が格段に楽しい。その意味で絶好の登攀日だったのだが、核心部を前に体調不良で撤退を決めた。
南稜は最近人気が高いらしく、夏の記録も多い。今日も他に4パーティー15名ほど上がっていった。1月末にややまとまった雪(一部で雨)が降ったようだが、以降降雪がなかった事もありトレースがはっきりしていて縦走路のようだ。 尾根からの下山は南面の朝日小屋経由で降りたが格段に降りやすい。ルートが不明瞭だが、堤防と朝日小屋の間を目指せば広い林道に出る。