新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

阿弥陀岳中央稜でアイゼン訓練

2016年1月16日 快晴

阿弥陀岳へ、雪は少ないが八ヶ岳らしい厳しい冷え込みとなった。

中央稜第二岩峰とその稜線、手前の影になった辺りを稜線末端に這い出る。 07中央稜岩峰上稜線.JPG

南陵への分岐、全く雪なし。 01南陵分岐7.JPG

二股、河原にはうっすら雪だが、尾根に取り付くと雪は無し 02二股.JPG

第二岩峰上、中央の長いのが御小屋尾根、その左が中央稜 03中央稜第二岩峰上から中央稜と御小屋尾根.JPG

中央稜から見た権現岳と富士山 04中央稜から権現と富士.JPG

御小屋尾根に合流後の稜線と赤岳 05阿弥陀岳手前の稜線.JPG

阿弥陀岳頂上から赤岳 06阿弥陀岳から赤岳.JPG

船山十字路の夕暮れ。 08船山十字路.JPG

駐車場まで雪景色なし。二股付近でやっと雪、中央稜に取り付いても雪が非常に少なく秋山の様相。ルート上の薄い雪の下には氷が隠れていて滑るが大部分は岩と土なのでアイゼンも履けない。第一岩峰手前の急登や巻道の氷はピッケルでステップを切りながらこなし、全く雪のない急なガレ場の崩壊末端最上部から樹林帯、そこから第二岩峰の御小屋尾根側に入ってやっと薄いがようやく全面雪景色になる。 御小屋尾根の道は、上部の急斜面登山道は雪があり快適なアイゼン歩行、その後は氷道少々で夏道同然となるので中央稜より格段に歩きやすい。 昨年から友人向けの登山体験を行っている。今回中央稜の岩峰で懸垂を予定したが、上りルートの悪さで時間がかかり体験はおあずけ、御小屋尾根下山となった。日曜夜からの南岸低気圧通過できっといつもの八ヶ岳になるのだろう。惜しいタイミングだった。