2019年11月5日 小雨⇒小雪⇒曇り⇒晴れ
上州武尊山、稜線の下見に晴れを狙ったはずが?
名倉沢沿いの林道は沢を横切る手前まで車が通れるほどの幅、ブルドーザーのキャタピラ跡が新しかった。
岩場を超えるとなだらかな尾根となり、小さな祠のある広い山頂へ
武尊山から剣ヶ峰山への稜線から
しばし振り返えって待ってみたが、武尊山も雲の中から現れず
晴れた 麓から武尊山を振り返る
宝台樹山をぐるりと回る展望道路からの笠ヶ岳、朝日岳の白い峰(左側)
巻機山もうっすら雪化粧
上の原入会の森にある「十郎太の泉」の水はおいしい
泉を見守る 誰だろう 予報では6日に低気圧が発生し、週末にかけて山が荒れる。急遽武尊山に出かけた。宝台樹スキー場の北の谷の様子と武尊山の稜線を確認したかったが、稜線はほとんど雲に覆われていた。斜面の北側は早朝まで降っていた小雨が北西の風の影響で霧氷ともエビのしっぽとも見える冬景色となっていたが、稜線の南側はまだ秋の景色だった。天気の回復が遅れたおかげで山頂からの稜線確認はできなかったが、秋から冬に変わり始めた武尊山を堪能できた。武尊山の山頂が雲から現れる一瞬をとらえようと、剣ヶ峰山の頂で粘ってみたが、ついに現れることはなかった。急な木の根だらけの登山道を下りきった紅葉盛んな晩秋の林道から振り返ると、山頂の雲が取れてうっすらと雪化粧した武尊山と剣ヶ峰山が樹間から望めた。登りも下りも麓の林道や舗装道路歩きが長く約8時間の内3時間が登山靴の林道歩きだった。登山靴にとって長い林道や舗装路歩きは嫌なものだが、ほとんど車も人も通らない秋色の道が、歩くのもなかなか気持ちが良いものだと思わせてくれた。
上の原登山口6:30-8:33手小屋沢避難小屋-10:10武尊山10:20-11:00剣ヶ峰山11:20-武尊神社13:10-上の原登山口14:40