新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

杣添尾根から横岳

2020年3月7日 曇り

脹脛の肉離れから5週が過ぎたので、昨年1月25日に三叉峰手前標高2640m地点で敗退した杣添尾根に行ってみた。今年は雪が少ないとはいえ、前回よりも格段に積もっていて、幸か不幸かトレースがあり、無事横岳を往復することができた。

駐車場は先客1台、ほぼ同時に自分も含め3台到着(5:30頃) 01P3076516.JPG

別荘地を抜けて、林道少しで尾根の入り口の貯水池02P3076519.JPG

枯木帯少し上の何とかテントが張れそうな所04P3076522.JPG

稜線と夏道の分岐点。前回より格段に積雪多く、締まっていた。(夏道は右)04P3076523.JPG

無事稜線に乗れた。横岳まで一望 04P3076533.JPG

急登も過ぎてあとわずかで主稜線06IMG_8158.JPG

三叉峰から登ってきた杣添尾根を見下ろす09IMG_8171.JPG

三叉峰から横岳奥の院07IMG_8160.JPG  2826mピークからの赤岳、中岳、阿弥陀岳。背景に千丈岳、甲斐駒が岳、北岳09IMG_8172.JPG

奥の院手前の小ピークIMG_8178.JPG

微風の奥の院で久々のこれIMG_8181.JPG

また来ることがあるだろうか P3076531.JPG もう40年以上前の夏だったか、集中登山の下山ルートに誘われて、行者小屋から赤岳を超えてこの尾根を下った。尾根の記憶はないが、下ってから小海線の駅に出るまでが暑くて長くて、くたくたで駅に着いたが貨物列車にさえぎられて向こう側のホームに行けず、長い貨物を迂回して線路に降り、発車しかけたジーゼルカーの前方から走って必死で止めた事を思い出す。重いザックを背負ったまま、線路からホームにひらりと上がれた体力はもうない。叱らずに止めてくださった運転手さん、乗り込んだときくすくす笑いの乗客の皆さん、本当にご迷惑をおかけいたしました。これって冷静に考えれば営業妨害(登山者、線路に立ちふさがり列車妨害)。でもあの時の皆さん暖かかったなあ。

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