2020年3月7日 曇り
脹脛の肉離れから5週が過ぎたので、昨年1月25日に三叉峰手前標高2640m地点で敗退した杣添尾根に行ってみた。今年は雪が少ないとはいえ、前回よりも格段に積もっていて、幸か不幸かトレースがあり、無事横岳を往復することができた。
駐車場は先客1台、ほぼ同時に自分も含め3台到着(5:30頃)
稜線と夏道の分岐点。前回より格段に積雪多く、締まっていた。(夏道は右)
三叉峰から横岳奥の院 2826mピークからの赤岳、中岳、阿弥陀岳。背景に千丈岳、甲斐駒が岳、北岳
奥の院手前の小ピーク
微風の奥の院で久々のこれ
また来ることがあるだろうか もう40年以上前の夏だったか、集中登山の下山ルートに誘われて、行者小屋から赤岳を超えてこの尾根を下った。尾根の記憶はないが、下ってから小海線の駅に出るまでが暑くて長くて、くたくたで駅に着いたが貨物列車にさえぎられて向こう側のホームに行けず、長い貨物を迂回して線路に降り、発車しかけたジーゼルカーの前方から走って必死で止めた事を思い出す。重いザックを背負ったまま、線路からホームにひらりと上がれた体力はもうない。叱らずに止めてくださった運転手さん、乗り込んだときくすくす笑いの乗客の皆さん、本当にご迷惑をおかけいたしました。これって冷静に考えれば営業妨害(登山者、線路に立ちふさがり列車妨害)。でもあの時の皆さん暖かかったなあ。