新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

アルテソンラフ7-待機

2013年7月5日

カラス方面は比較的天気がよい。靴を干す。 P7051037.JPG

雲の中のアルテソンラフと雲に映ったアルテソンラフ。 P7051043.JPG

朝食の生絞りジュースはとても美味しい。 P7051044朝食の生ジュース.JPG

裏山に積んだケルンと雲にまかれたピラミデ。 P7061059ケルンとピラミデ.JPG

ケルンの場所からカラスに手が届きそう。 P7061063カラスに手が届きそう.JPG

ワンドイにかかる絹雲。ここでは東から流れてくる。 P7061076絹雲.JPG

夕焼け雲とアルテソンラフ。一瞬雲が切れる。 P7061086夕焼けのアルテソンラフ.JPG

7月5日 夜は星が綺麗だったが夜半に細かいあられのような雪が降り出し、風でゆがんだテントを叩きにぎやかになる。何度か大きな雪崩の音を聞く。朝になりあたりが明るくなったのでテントを点検すると張り綱が1本外れていた。空は晴れているが雪の稜線に雲がまとわりついている。 C1に上がる準備をしているとロドリーゴからマックスに着信があり、待機しろとの指示があった。C1は強風とのことだ。多少のことは問題ないと思うが未経験の6000mを超えることや、1000mを越える斜面を考えるとガイドに従わざるを得ない。

仕方が無いのでキャンプの裏山に上がってみた。4600mの頂にはケルンが2つあった。記念に3本目のケルンを倒壊しないよう慎重に積んだ。ここからカラスⅢとアルテソンラフのコルまでほとんど下ることなく、2時間もあれば上がれそうだ。ここ一帯ではアルテソンラフの天気が一番悪くその並びのカラスは天気が良いほうだ。

ほとんど曇りの一日だったが靴は何とかなりそうだ。笠雲や絹雲が空を覆う。日本では間違いなく荒天の予兆だが、ここではどうなのか。明日はC1に上がれるだろうか。夕方風が止む。