2016年5月4日 曇り
奥穂・北穂・槍ヶ岳を目指して、まずは涸沢入。 河童橋から定番の岳沢。沢上部まで河原が露出している。
横尾から明神岳
本谷橋を超えるとやっと雪。夏道通しにトレースが付けられている。(横尾方面を見返り)
やっと涸沢カールが見えてきたが、ここからが辛い。 奥穂山頂がまだ見えていた。
天気がよく、明日からの計画に重い荷ながら足取り軽く、遠い記憶を辿りながらの涸沢入り。天気予報が悪いためか、大量遭難が有ったからかテント数が少ないと感じた。
河童橋から見えた穂先はガスの中だったが、涸沢到着時はガスが上がっていた。しかし、テントを張り終える頃から強風になり、夜中は思わずベンチレータの穴に手をかけてテントを押さえるほどに、気が付くとテントの中は半分ほどの面積に。四方から雪に押されて狭くなっている。 内側から足で押し戻して凌ぐ。 少し埋まっている方が風に飛ばされにくく安心かもしれないと途中から狭さを我慢することにした。 時折無風となって雪もやみ静かになると、遠くでゴーッと風が唸り、数秒後にはテントがもみくちゃになるほどの強風がやってくる。朝までこんな繰り返しだった。(明日に続く/この記事は当日日付に遡って帰宅後掲載)