新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

アルテソンラフ10 -Adios.Hasta Luego.

2013年7月8日

テントサイトとピスコ P7081185テントとピスコ.JPG

牛が集まってきた P7081188.JPG

ヒュッテ手前で牛とすれ違う。 P7091204牛が.JPG

レストランで乾杯後。運転手2名を交えて記念撮影 P7091225運転手と助手も交えて.JPG

7月8日 ベースキャンプからワラス

朝になるとテントの周りは牛だらけだった。サカリアスは地元で雇ったポルタドーレとモレーンキャンプまで荷下ろしに行ったようだ。夕べの焚き火に牛糞がくべられ、独特な臭いに燻される。

例によって先に出発する。パロン湖畔のなれた道を2時間少し。道が広くなればヒュッテは近い。 ヒュッテ前には運転手と助手の二人がバンで待っていた。大量の荷と私たち5人、地元のポルタドーレ、足のない外人2パーティー、みんな乗せて出発した。総勢13名。途中の村でポルタドーレが降り、カラスの町で外人を降ろし、国道沿いのレストランに入って乾杯した。

何処にでもある綺麗といえない土壁の塀の中に入ると、よく手入れされた中庭と広いテラス席のある立派なレストランだった。芝生ではペットのアルパカが3頭のんびりしていた。今まで通ってきたただの埃っぽいすすけた町並みも、中は皆綺麗なのだろうか。

この晩中華を食べた。コックは中国人2世でチンジャオロースを知らなかった。肉は牛のまねをして見せた。「モー」と鳴き真似をしても分からず「ムー」といったら分かってくれたのか、奥からボウルに入れた怪しい肉を出してきて見せられたのでとりあえず許可。細長く切るように指示したつもりだったが、出てきたのはただの肉野菜炒めだった。

ワラスの食堂はほとんどが1テーブルをその店の家族なのか、客が居ても平気で食事をしていた。