新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

血管平滑筋腫

2016年2月16日 曇り

先週除去手術を受け、今日組織検査結果を聞いた。 良性の血管平滑筋腫とのことで、この病院での治療は名残惜しいが終わる。 後は紹介先の病院で継続治療を受けるように指示された。 ほとんど除去したし再発の可能性はごく低いが、その時はまた訪ねてきてくださいとのお言葉。 ホント、先生に感謝、3年越しの憂いが晴れた。 紹介してくれた先生にも感謝。 それまでたらい回しにしてくれた病院、いろんな先生が居るんだなあ。

長かった。かれこれ3年も前だろうか。くるぶし下のぐりぐりに気づいたのはクライミングシューズを履いた時、ピッタリした靴の縁がくるぶし下丁度の高さで、何やら挟まるものがあった。 少しずつ大きくなったが日常生活では気にならず、ほったらかしていたら、縮んでくる主人を尻目に順調に育ち存在感を増してくる。 

思い立って地元の整形外科に行ったがお門違いと言わんばかり。 皮膚科だって?そりゃあ素人目にも違うでしょう。それでしばらくほったらかし。 

数カ月後別の病院の整形外科に行ったら 形成外科に行きなさい。 田舎のことでそんな科の病院がない。 それでまたしばらく時間が過ぎた。

ある日偶然通りかかった病院に、ありました形成外科。 メールをしたら整形外科?で診察してくれることになった。 喜び勇んで雪の日に会社を休んでいってみると、受付でけげんな顔をされ、何やら電話した末に、今は形成外科がなく、診察してもよいが専門外であると言い放たれる。 あのメールは何だったのか。

がっくりして帰宅すると、池袋病院が評判がよいので行って見たらのアドバイス。期待しないでいってみると、きちんと診察しMRIを取ることに。1週間ほど待って撮影し、軟部腫瘍であろうとの診断。 専門医のいる病院を紹介してくれた。本当に有りがたかった。 紹介された科は「包括癌センター」。 

紹介状とCDを携えて恐る恐る行ってみると、ちょっと触って画像を見て即軟部腫瘍との診断、丁寧な説明で99%は良性だが、組織検査をしないとはっきりわからないとのことで、除去して組織検査する事をお願いする。

1週間後に手術。通いで局部麻酔、手術時間は20分程度。若干痛かったが無事終了。それが一週間前。

本日組織検査の結果を説明していただき、逆紹介状をもらってきた。 今週末に元の病院で消毒と抜糸することになりそう。 今日で抜糸できると思っていたがもう1周間は我慢。

そういえば去年の膝も、さんざんたらいまわしされたっけ。

良い先生方に巡り会えたおかげで登山人生の寿命がまた延びた。