2018年3月2日 晴れ 強風
林道から雪煙が上がる甲斐駒ケ岳と黄連谷の谷筋
9時40分に錦滝に到着。今週は気温が高く氷結状態が心配された。 錦滝には春の朝日が当たっていて追い打ちをかけていた。 表面には水がしたたり、真横に一筋の線が入っていて見るからに危なそうなのでパスし、先ずはF2に取り付く。薄い部分を避けながら登攀してみれば落ち口の氷が解けていて水が流れていて上がれない。仕方なく左の草付に逃げるが3mほどの花崗岩にへばりついたわずかな草付が核心となった。ここをもう一本登る気は起きない。F2を降りてみれば運よく錦滝が日陰になったので移動しトップロープを張る。時間は12時。氷が柔らかくアックスもモノポイントも気持ちよく決まる。真冬のような寒さや氷のもろさがなく快適だった。来週は雨の予報が出ているので、ギリギリ今度の土日が限度。氷の見極めができないと危ない気がする。