新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

苗場山 赤湯から赤倉山廻りルート・昌次新道下山

2018年6月22日 晴れ

梅雨の晴れ間に、以前から気になっていた苗場山の湿原に行ってみた。 苗場スキー場から林道に入り小日橋まで、6台~8台(置き方により)は駐車可能 IMG_5671.JPG

赤湯温泉の沢沿いのふろ、手前の板塀女湯、奥に男湯の露天風呂 IMG_5689.JPG

湿原から懐かしのトリカブトIMG_5773.JPG

残雪がまだある(例年よりは少ない模様) IMG_5785.JPG

山頂ヒュッテから昌次新道方面 IMG_5791.JPG

昌次新道の尾根 IMG_5802.JPG

赤湯温泉までの道後半はまったくの山道。見返りの松から下りになるが、帰りに登りかえすことになり、疲れた体には結構きつい。日帰り入浴はお勧めできない。

赤倉山廻りルートは、入山者が少ないためかルートがはっきりしているものの、落ち葉に埋もれ、その下に木の根があり歩きにくい。トレースも細い。赤倉山の登りでは、大量のブヨ。赤倉山から大きく下り、湿原への登り返しから花咲く小道となり、コバイケイソウが目立ってくるとまもなく湿原の端に到達。

木道が整備された湿原はまだ枯れ色が濃く、雪が載っている部分があるが、チングルマが咲き誇っていた。緑に覆われるのは2週間ほど後か。池塘の湿原とその先の山々の眺めがすがすがしい。特に山頂ヒュッテからの東側の遠く広がる池塘群は見下ろしとなるので、尾瀬よりも良い。

昌次新道は、木道が終わると急下降しており、鎖が架けられている。確かに急ではあるがさほど危険は感じない。下部の沢沿いの道が、沢の横断部分で崩壊しており、神経質なトラバースが短いがあった。

秋山郷に泊まって露天風呂に入り、泥んこになって登った鳥兜山が池塘の向こうにとがって見えた。懐かしかった。

11.5時間の行動は久しぶりだ。梅雨の合間、夏至の長い日を有効に使えて楽しかった。この時期は花もよいが草木のみずみずしさが特によかった。

ギンリョウソウ IMG_5702.JPG

イワカガミ(至る所にたくさん咲いていた) IMG_5748.JPG

湿原はチングルマが花盛り IMG_5776.JPG

庭園のよう IMG_5777.JPG

コバイケイソウ IMG_5797.JPG

オオバキスミレ IMG_5804.JPG

シラネアオイ IMG_5806.JPG

ルートと時間 苗場山トレース.jpg 小日橋(05:05)林道終点(05:33) ー 赤湯温泉山口館(06:44)[休憩 10分] ー 分岐(07:11)[休憩 5分] ー 赤倉山(09:26) ー 湿原入口(10:26) ー 苗場山神社(11:47)[休憩 30分] ー 苗場山(12:36)[休憩 10分] ー 九合目半(12:59) ー フクベノ平(14:16)[休憩 10分] ー 分岐(14:45)[休憩 10分] ー 赤湯温泉山口館(15:07) ー 林道終点(16:08) ー 小日橋(16:33)