2019年3月29日 快晴 2℃(登山口)
国土地理院の電子地図を眺めて、きれいな尾根を見つけていた。2015年に発行された「登山詳細図」に掲載されてしまったのは残念だったが、行ってみた。 県道73号線右の有料駐車場から先に進むと橋立橋、渡り切った左に尾根末端の岩が見える。
取り付きはカーブを緩く左に曲がったところにコンクリートの階段がある。
階段を上ると左に明瞭な踏み跡がある、辿れば末端岩(登ればよかった)。左下に橋立橋
末端岩の右側は急な草付になっていて、橋立川に続いているとみられる。折り返して尾根を進む
右の岩を超えてこのコルに出た(写真は振り返り)。下りの人の為に階段(舗装道路)の方向(左)が表示してある。階段からまっすぐ登れば30mほどでここに出る
城山の三角点(705.5m)尾根が合流しているので、下りで間違えないようテープがうるさい
東側が切り開かれた場所から武甲山
伊勢岩ノ頭(1040m)から北方向(来た方向でもある)を振り返る
巣山ノ頭を超えてアップダウンを繰り返すと、覗き岩から天目山方面が望める。まだ雪がある
小持山からシラジクボを超えた武甲山の登りにコバイケイソウの新芽
表参道の橋立川出会いは二股の広い河原で気持ち良い。右俣は伊勢岩ノ谷、滝の先はゴルジュとなってさらに滝がある
本流にも滝がかかり右岸に道がある(通行止めの廃道で、タワ尾根やシラジクボへ続いて居たようだ)
この林道には、橋立川の両岸に若い桜並木があり、蕾が膨らみかけていた。御岳神社の鳥居前で車両通行止めとなっているのが残念。
高ワラビ尾根の名前を知ったのはつい先日、登山詳細図を見た時からで、ネット検索をするとたくさんの記録が出てくる。かなり前に国土地理院地図を眺めていて、きれいな尾根なので行ってみたいと思っていたが、こんなに有名になっていたとは知らなかった。藪のない顕著な尾根で、一部に岩っぽい部分や木の根につかまるような急登があるものの、古いテープが要所にあり、尾根筋も明確なので易しい。ただ、ずるずる滑るというか崩れる土や、良く滑る上にその下に何が隠れているかわからない落ち葉を踏むことになるので、特に下りや、間違ったトラバースは危険だ。
ほとんどが杉林で眺望が悪いのは残念な部分だが、静かだ。 なお、高ワラビ尾根は県道からの取り付きのフェンスと、巣山ノ頭に「作業道であり、登山道ではない」趣旨の表示がある。
ログ(武甲山から駐車場までが取れていなかった/Geographica iPhone)
駐車場(6:12)― 高ワラビ尾根取付(6:17)― 城山705.5m(7:14)― 伊勢岩の頭1040m(8:35)― 小持山(9:30)― シラジクボ(10:00)― 武甲山(10:30)― 林道終点(11:55)― 駐車場(12:35)